下町の夏の風物詩、『朝顔市』が今年も開催される。入谷鬼子母神を中心に、言問通りには60軒のアサガオ業者と、80軒の露店が並び、毎年約40万人が来場する。江戸時代末期から、入谷ではアサガオが盛んに栽培されるようになり、交配によって多くの「変わり咲き」が作られた。最盛期には1000種ものアサガオがあり、珍しいアサガオを見ようと多くの人で賑わったと言われている。現在の『朝顔市』は、1950(昭和25)年に地元有志と観光連盟の協力によって始まったもので、以来、伝統的な祭のひとつとして多くの人に親しまれている。鮮やかなアサガオに囲まれながら、下町の風情を楽しんでほしい。
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