メタ考古学的に考える。ー6月18日は考古学出発の日
1877年のこの日、大森貝塚を発見、発掘したアメリカの動物学者、E・S・モース博士が来日。6月20日、モース博士が汽車で横浜から新橋へ向かう途中に貝殻が堆積しているのを発見し、まもなく発掘調査が行われた。これが日本で初めての科学的な発掘調査で、日本の考古学の出発点となったことから、6月18日は考古学出発の日とされている。今日は無人島プロダクション SNACで開催されている『八木良太展「メタ考古学」』を観に行こう。本展では発掘、修復、保存、実測などをテーマにメディアアートの手法によって、時間の厚みや重さを可視化する作品を発表している。考古学出発の日に新たな思考で未来を発掘しよう。