任意団体のプライドハウス東京による、日本で初となる常設の大型総合LGBTQ+のためのセンターが新宿にオープン。31の団体と専門家、27の企業、6の大使館、アスリートやスポーツ関係者らがセクターを超えて連帯し、LGBTQに関する情報発信を行うと同時に、当事者らにとって安心、安全な居場所を提供することを目的とした施設だ。
当初は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年、2021年以降の設立を予定していたが、中⻑期化するコロナ禍にこそ性的指向(しこう)、性自認を問わず安心してつながりを持てる場所がこそ必要と判断し、設立計画が変更された。
イベント企画を実施する多目的スペース、相談支援を行う個別スペース、日本における「LGBTQコミュニティ・アーカイブ」を収めるライブラリーがあり、持続可能な運営体制を強化する予定。日本屈指のLGBTQコミュニティータウン、新宿二丁目からは徒歩圏内にある。