都内では数少ないホタルの名所のひとつ、ホテル椿山荘東京の庭園。都市部にありながら、木々の間を、小川の上を飛び交うホタルを観賞することができる。
期間中の前半(5月中旬~6月中旬)はゲンジボタル、後半(6月中旬~7月中旬)はヘイケボタルを観賞できる。体が大きいゲンジボタルはほたる沢で、小さいヘイケボタルは古香井(ここうせい)付近に生息している。庭園の五丈滝の裏側には、ほたるが好む水辺の環境を活かし、室内環境のトンネル状ビオトープ(生物空間)を設置。悪天候時は姿を現さないほたるだが、ここでは鑑賞できる可能性もある。
ビオトープ付近の『ほたる支配人の駄菓子屋さん』では、射的や駄菓子、駒まわし、ぺたぺた焼きなどを用意、昔懐かしい駄菓子屋の世界でノスタルジーな遊びを楽しむことができる。このほか、ホテル椿山荘東京ではホタル鑑賞にあわせたディナーブッフェやステイプランも用意している。
※ほたる期間中の土・日・祝日は、池袋~ホテル椿山荘東京間のバスを増便している
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