タイムアウト東京 > レストラン＆カフェ > まだ間に合う、年末年始のテイクアウト
例年なら忘年会や新年会など宴会三昧の時期だが、コロナ禍の今シーズンは帰省や遠出を避け、家族とあるいは一人で、自宅で過ごす人も多いだろう。そんな状況を受け、自宅での食事を楽しいものにしてくれるさまざまなテイクアウトと通販商品が、有名レストランやホテルから続々登場している。連日連夜の宴会がないのだから、ちょっと贅沢したっていいじゃないか。
ここでは、この年末年始に楽しめそうな間違いなくおいしい商品を紹介。安全、安心の自宅でぬくぬくと、とびきりの料理を味わう、そんな年末年始も悪くないだろう。
なお、販売期間や購入方法はアイテムによって異なるので、それぞれ確認を忘れずに。
キハチ 青山本店
キハチ 青山本店では、2020年12月26日（土）から2021年1月3日（日）までの年末年始限定で、キハチの定番やこの時期にしか味わえない特別な料理をテイクアウトできるバラエティーセット『LUXE』（2人前6,000円、4人前1万1,000円）を販売する。
『鮑のガーリックバター焼き』『ぶつ切りスモークチキンのロースト レモン添え』『フォワグラを添えた栗のクレームブリュレ』や香ばしく焼き上げた『手長海老の銀杏ソース』など、キハチ自慢の料理が一度に楽しめるセットだ。
エリア限定（キハチ 青山本店から約1.5キロ以内）でデリバリーにも対応する。 セットメニューのほか、単品で『オマール海老のキハチ特製スパイス焼き』（テール2本2,600円）、『雲丹とポルチーニ茸のクリームスパゲッティ』（2,300円）などのラインアップも見逃せない。
ストリングスホテル東京 インターコンチネンタル
ストリングスホテル東京インターコンチネンタルが、2020年7月から販売を開始した、予約制のテイクアウト商品『ストリングス TO GO』を強化。2021年1月1日（金・祝）から、新たなメニューが仲間入りを果たす。
自宅で過ごすことが多くなりそうな正月におすすめしたいのは、本格的なイタリアンディナーが自宅で気軽に賞味できるディナーセット（2人用1万5,400円。3日前までに要予約）だ。
前菜6種に加え、『ショートパスタ クレステリガート 蟹と海老のボロネーゼソース』『牛ホホ肉の赤ワイン煮』『季節の野菜＆マッシュポテト』『ベリーのパンナコッタ』がセットになっていて、温め、盛り付けるだけで本格イタリアンが完成する。
そのほか、ミックスベリーをふんだんに使ったショートケーキや季節のフルーツタルトなど、テーブルを華やかに彩るアイテムも登場する。 同ホテルのテイクアウトは宿泊のゲストはもちろん、品川駅港南口直結という立地もあり、近隣で働く人にも人気が高い。
ちなみに、『ストリングス・アフタヌーンティー TO GO』（4,000円）も人気だ。
パーク ハイアット 東京
パーク ハイアット 東京では、2020年12月26日（土）～2021年1月3日（日）に、年末年始限定パーティーセット『デリカテッセン アット ホーム ～ セレブレーションスタイル』（3、4人用、3万3,000円）を発売。1994年の開業以来、初の試みとなる。
ジューシーなローストビーフ、濃厚なフォアグラのコンフィ、ズワイガニの生春巻きなど上質な食材を使い、和洋のテイストを洗練されたスタイルで仕上げたメニュー12種を3段の重箱に詰め合わせた。ぎりぎりまで試作を重ね、完成させた自信をもって贈るパーティーセットだ。
プロならではのこだわりが生きる彩り豊かな品々は、2020年のクライマックスや新年を迎える華やかなシーンにぴったり。シャンパン、ワイン、日本酒などアルコールとの相性も良い。 なお、受取希望日の10日前までの予約が必要となるので注意しよう。
グランド ハイアット 東京
東京産の秋川牛にオリジナルで配合した飼料を与えて育てた、黒毛和牛『けやき坂ビーフ』は、グランド ハイアット 東京の鉄板焼レストラン、けやき坂の看板アイテムの一つだ。
冬季限定で『けやき坂ビーフ』のサーロインを惜しみなく使ったビーフシチューを提供中。サーロインの一枚肉を贅沢に使い、ブルーベリーを隠し味に加え、トリュフオイルで高級感のある風味を付けた、まさにここでしか味わえない特別な料理となっている。
このシチューを再現したレトルトパック『けやき坂ビーフ レトルト ビーフシチュー』（4,180円）が登場している。 さらに、テンダーロインを含むけやき坂ビーフを使ったカレー『けやき坂ビーフ レトルト ビーフカレー』（1,980円）も用意。エビのビスクでコクのある濃厚でスパイス感のある味わいに、カカオの隠し味をきかせた、シェフ渾身（こんしん）の一品だ。
シチューもカレーも、シェフ自らが精肉所へ赴きカットを監修するなど、試行錯誤を重ねて完成したレトルトパックは、出来立てのような味わいにうっとりすること間違いなし。ギフトや手土産にしても喜ばれるはずだ。
グランド ハイアット 東京 けやき坂、フィオレンティーナ ペストリーブティックにて販売。
インターセクト バイ レクサス
レクサスのコンセプトカフェレストランでは、2020年12月25日（金）まで、クリスマスディナーのテイクアウト『おうちでクリスマスディナー』（2人用1万8,000円、Bluetoothスピーカー付き）を組数限定で販売中だ。
メニューのテーマは、日本の「四季」。色鮮やかな4皿が完成した。前菜では春の芽生えを表現。魚の皿は、暑い夏、水辺で楽しむことをイメージして作っているという。肉の皿は、実りの秋をイメージ。丹波の黒鶏に、トリュフにキノコ、フォアグラを合わせ、豊潤で心踊る一皿に仕上げた。冬に積もる真っ白な雪をイメージしたデザートもフォトジェニックだ。
また、店内音楽を監修するアーティスト、テイ・トウワが、四つの季節をつづった約90分のオリジナルプレイリストをダウンロードできるQRコードと Bluetoothスピーカーを同梱（どうこん）。雰囲気ごと、テイクアウトしたような、特別な時間を提案する。
なお、12月23日（水）から25日（金）の3日間はディナーコースとして、店内でも料理を提供する。
ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
ジョエル・ロブションのカウンタースタイルのフレンチレストラン、ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションでは、素材が持つクオリティーを最大限に引き出した、ロブションならではの独創的なテイクアウトメニューの提供している。
『ラ デギュスタシオン グルマン』（1人分4,290円）は、艶やかにカップに盛り付けられた料理3種とデザート1種、オリジナルパン3種がセットになったもの。ジョエル・ロブションのスペシャリテである『オマ－ル海老のジュレ なめらかなカリフラワーのクレ－ムで』を含む、前菜からデザートまでを取りそろえた。
洗練された味わいと深紅の花束をほうふつさせる優美さを併せ持つ『フォアグラのテリーヌ ビーツのブーケと共に』は、クルミのミルクパンに好相性。イチゴのムースにと深い味わいのシチリア産のピスタチオのクレームを合わせたデザートは、ホリデーシーズンを華やかに演出する。 そのほか、『フランス産若鶏のローストと茸のフリカッセを香り高い黒トリュフと共に（パン付き）』（2人用1万780円）、『フランス・ソローニュ産キャビアを様々なコンディモンと共に（3種のコンディモンとクラッカー付）』（1万9,800円）も用意している。
いずれも要予約。販売期間、受取店舗などの詳細は、公式ウェブサイトで確認を。
劇団四季
1953年に創立。名実ともに日本を代表する演劇集団である劇団四季が、本拠地、四季芸術センターの食堂で、定番かつ一番人気のメニュー『100点カレー』（800円）をレトルト化。
劇団四季公式ウェブショップ、もしくは、2021年1月10日（土）に開幕する『劇団四季 The Bridge ～歌の架け橋～』上演期間中、JR東日本四季劇場［春］の売店で、数量限定で販売する。
劇団四季の食堂では、金額ではなく点数制を採用。1点分の食券を購入する際に支払う金額は在団歴や役職によって異なり、役員や懐に余裕のある劇団員は、若い劇団員や研究生よりも1点に対して支払う金額が大きい。
『100点カレー』は、その名のとおり100点分の食券で購入できる小盛りのカレーのこと。これに、50点や100点の惣菜をつけるのが人気だ。また、稽古前にはちょうど良い腹ごしらえにもなるという。
ちなみに通常のサイズもあれば、茶碗に入った『50点カレー』も。 劇団の歴史が詰まった「劇団の家庭の味」は四季のファンはもちろん、カレー好きも見逃せないだろう。
ヒルトン東京
ヒルトン東京は、2020年12月22日（火）から、ホテルメイドのディナーセットを自宅に冷凍発送するサービス『ヒルトン東京をお届け！お家で忘・新年会』をスタート。前菜、スープ、選べるメイン、デザート、そして、パン・バターのセット（7,700円、送料別）が、離れていても、同じ料理をそれぞれの自宅で楽しめる一体感を実現。同じ料理なのに、盛り付け次第で個性が光る楽しさも体験できる。
メニューは、ホテルで提供している料理の中から、冷凍と発送に適したメニューを厳選。解凍や盛り付け方法はもちろん、シェフからのワンポイントアドバイス入り説明書もセットとなっていて、自宅で簡単にホテルの味が楽しめる。 全4品から成るコースメニューは、サーモンに軽く火を入れた『サーモンミキュイ カラスミ ブラックパール ドライトマト、バジルソース』の前菜に始まり、『クリームポテトスープ パルメザンクルトン』、メインディッシュには口の中でホロホロと崩れるほど柔らかく煮込んだ『牛ほほ肉 赤ワイン煮込み 野菜のラザニア添え』、または『海老、 ホタテ、 ムール貝のソテー トマトオリーブソース 野菜のラザニア添え』からセレクト可能。
デザートは、ホテルビュッフェの先駆けでもあるマーブルラウンジのスイーツビュッフェの中でも、人気の高い『チーズケーキ』と『ミックスベリー』を用意している。
予約は1週間前までで、全国に冷凍で配送。1人から50人用まで対応可能だ。
ユニオン スクエア トウキョウ
東京ミッドタウン内に店舗を構える、ユニオン スクエア トウキョウでは、2021年1月中に、ワンダーテーブルの公式オンラインショップで、自社で飼育した和牛を使用した短角牛ハンバーガー（2セット入り4,950円、4セット入り8,800円、送料込み）を販売する。
江戸時代の南部藩で飼われていた南部牛をルーツに持つ短角牛は、1957年に四大和牛の一つに認定された、和牛全体の0.5％しか流通されない最も希少な牛だ。ユニオン スクエア トウキョウでは、この短角牛の特徴を生かした商品開発を行い、2019年7月から、ハンバーガーを販売。販売当初から人気を博してきた。
コロナ禍で来店が難しい人にも自宅で気軽に楽しんでほしいという想いから、オンラインショップ用のハンバーガーの開発を実施。パテに使用する短角牛はモモ肉を使用し、肉の食感とうまみを楽しめるように適度な粗さに挽いたとのこと。バンズとチーズもセットで用意しており、レシピ通りに調理すれば、店舗の味が再現できる。
つきじ治作
80年を超える歴史を誇る築地の料亭、つきじ治作は、国内外のVIPへの料理を提供し続けている職人が華やかな食卓をイメージし、料亭の豪華な料理を取りそろえたごちそうセット『極み』（2、3人用 2万2,000円、3、5人前4万4,000円）を販売。
アワビやサーロインステーキ、自家製カラスミなど調理済みの食材を、袋から出して並べるだけで、豪華な食卓が完成する。自宅での忘・新年会、年末年始の家族の集まりのほか、土産や贈答品としても重宝すること間違いなしだ。
2021年1月29日（金）までの完全予約制で、店頭での引き渡しのほか、全国配送も行っている（送料別）。 なお、一子相伝の味を受け継ぐ同店の看板商品『水たき』（小サイズ1000グラム、5,940円）も取り寄せも可能。さまざまな食材を取り込むのではなく、原材料は鶏と水のみ。玉ねぎを加えて煮込むだけで料亭の味が完成する。
蒼作和食 順
創業8年目を迎える赤坂の会員制創作和食、蒼作和食 順が、店舗で人気のうにしゃぶの取り寄せをスタート。やみつきになると評判の濃厚なウニのスープが、家庭でも味わえるようになる。
商品化にあたりもっともこだわったのは、特有の臭みを消すこと。長年の研究と改良の末、クリーミーな味わいを再現し商品化に至った。『濃厚うにしゃぶセット』は2人前（ずわい蟹脚 8本、1万1,800円。送料別）と4人前（ずわい蟹脚 16本、1万9,800円。送料別）で用意。濃厚かつクリーミーな雲丹の旨みが絶妙にずわい蟹に絡む。
セットには野菜は含まれていないので、好みの野菜を用意して、しゃぶしゃぶにして味わうのがおすすめだ。とくにネギやパクチーなどの香味野菜は相性がいいという。シメは卵でとじた雑炊はもちろん、中華麺やうどん、生クリームを足してウニパスタにと、アレンジのバリエーションも豊富だ。
2021年の幕開けは、ホテルという非日常空間で、日本の正月を存分に味わうのも悪くない選択だ。年越越しをしたゲストや正月に訪れるゲストのためにさまざまな催しを行っている。また毎年、正月はお気に入りのホテルで過ごすと決めている人も多く、ホテルの年越しプランは早い段階で売り切れることが多い。
年越しの過ごし方は決まっただろうか。初日の出を見に行くなら、今年はちょっと特別なシチュエーションに出向いてみることをおすすめしたい。本記事では、早朝から展望台を開放する施設や海岸をはじめ、オンライン中継するスポットも紹介。なお、2021年の東京の初日の出時刻は、6時50分ごろと予想されている。
新年に向けたイベントや初詣の参拝客でにぎわう大みそか。関東圏では、JR、地下鉄の多くの路線が終夜運転を行う。基本的には、各路線とも25時ごろまでは休日ダイヤで運転を行い、続いて終夜運転に入り、午前5時ごろからは同じく休日ダイヤによる通常運転に戻るという流れだ。2020年は新型コロナウイルス感染症対策のため、終夜運転の中止や列車の本数を減らすなど、例年と違う動きなので注意しよう。
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