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1990年代を代表する漫画・アニメ「幽☆遊☆白書」。 当初は、交通事故死し、幽霊となった主人公の浦飯幽助がさまざまな事件を解決するハートフルな感動ドラマ路線であったものの、幽助が霊界探偵となって妖怪と闘うというバトル路線にシフトし大ヒットした。
連載期間約4年、全19巻という比較的短期で終了した作品ながら、天才・冨樫義博の名声を決定付け、ミーム化した数々のシーンやセリフとともに現在でも根強い人気を誇る名作シリーズだ。
このほど、2023年末からNetflixで実写ドラマシリーズが配信されることから、同作のキャラクターを大胆にあしらったアグリーセーターの発売が決定した。
アグリーセーターとは、クリスマス特有の柄を過剰なまでに編み込んだ「ダサい(アグリー)」デザインのセーターのこと。欧米ではホリデーシーズンのジョークギフトとして高い人気を誇り、毎年12月の第3金曜日は「アグリーセーターデー」としてイベントが開催されるほどである。近年では「ダサかわニット」として日本でも浸透しつつあるアイテムだ。
このたび発売される「幽☆遊☆白書」のアグリーセーターには、主要キャラクターをそれぞれフィーチャー。
少年漫画史に残る必殺技・霊丸を放つ幽助の勇姿(プー助もさることながら、相対する敵が朱雀であることにも注目である)、作中屈指の名ヴィラン・戸愚呂弟の迫力タップリな顔面(兄もニット柄だとどこかファンシーな印象)、名ゼリフ「邪眼の力をなめるなよ」とともにこれまた少年漫画史に残る必殺技・邪王炎殺黒龍波を放たんとする飛影(作中人気ナンバーワンキャラだけあってかなりガチな仕上がり)など全5着、ファン垂ぜんのラインアップとなっている。
「幽☆遊☆白書」のアグリーセーターの価格はそれぞれ1万4,300円(税込み)。現在、ヴィレッジヴァンガードとpaludeのオンラインサイトにて予約販売受付中だ。価格はそれぞれ1万4,300円(税込み)となる。各種コラボレーションによってストリートブランドのモチーフとして再評価の機運が高まっている「幽☆遊☆白書」だが、実写ドラマの公開によってますます人気が高まるであろうことは間違いない。
今年のホリデーシーズンは、お気に入りのキャラのセーターを身に着け、ストリートを闊歩(かっぽ)してみては。もちろん実写ドラマもマストで要チェックだ。ちなみに筆者は、実写ドラマについては「成功」にベットする。
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