ニュース

にぎわい広場やスケートボード広場、代々木公園の一部エリアがオープン

商業ゾーンも3月中旬から順次開業

編集
Time Out Tokyo Editors
代々木公園
Photo: Keisuke Tanigawa
広告

2025年2月20日から、再整備された「代々木公園」の一部エリアが供用開始した。「にぎわい広場」「発信テラス」「スケートボード広場」などがオープンし、商業ゾーンは3月中旬以降順次開業予定だ。

今回の再整備は、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、推進している「代々木公園Park-PFI計画」によるもの。東急不動産、東急株式会社、石勝エクステリア、東急コミュニティーの4社が、東京都との間に2023年3月に締結した。

「都市と公園を繋ぐ」をテーマに、原宿と渋谷の間にある「神南エリア」の文化性や緑あふれるランドスケープを生かし、「都市と公園の融合」を図る。

代々木公園
Photo: Tokyu Land Corporation

公募設置管理制度とは、飲食店、売店などを設置する⺠間事業者を公募選定する制度だ。事業者は、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場などの公園施設の整備などを⾏う。

オープンした「にぎわい広場」は、緑の天然芝の上でゆっくりとくつろげる空間。また、「発信テラス」は、芝生広場を見下ろす場所にあるテラスで、イベント時にはステージとしても機能する。そして、大人も子どもも楽しめる「スケートボード広場」が誕生。スケートボードの利用時間は10〜17時で、料金は無料だ。

なお、カフェ、レストランなどの公募対象公園施設である商業ゾーンは3月中旬以降、その他の公園施設は6月の供用開始を予定している。また、公園の生態系や表参道のケヤキといった地域財産との連携を通じ、エリアの生物多様性にも貢献していく。

装い新たに生まれ変わる、代々木公園での春を待ちわびたい。

関連記事

2025年の「ベストシティ50」発表、東京は31位

コメダの新業態は名古屋めしのおむすび、新宿に一号店がオープン

東京、2024年にオープンしたミュージックヴェニュー5選

ラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本初進出

1〜3位は都内のサウナが独占、2024年サウナランキングが発表

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース
    広告