[title]
スケートファンに朗報だ。2024年、代々木公園の一部に新たなスケートボードパークが誕生する。2021年11月9日に、東京都は代々木公園と明治公園の一部で公募設置管理制度(以下、Park-PFI)を活用し、公園周辺の街づくりに合わせた新たな整備管理運営を行う事業者を決定した。Park-PFIとは、都市公園において飲食店、売店などの施設の設置を行い、収益から園路、広場などの整備を行う民間事業者を公募により選定する制度だ。
代々木公園の事業者は、東急不動産が代表する代々木公園STAGESに決定。スケートボードパークをはじめ、さまざまな設備開発を進め、2024年3月の供用開始を予定している。
屋内外で楽しめるスケートパークやフードホール
発表された提案概要および施設整備イメージによると、屋内外でスケートができるアーバンスポーツパークや、多世代が使用可能な健康増進スタジオ、屋内外で飲食できるフードホールや広場、屋上テラス、シェアサイクルポートの設置などが計画されている。
選定委員会は「人のにぎわいと緑のバランス、街との一体感など総合的に優れており、幅広い層の交流などが期待できる提案である」と講評。屋内外のスケートボードパークについては、「安全管理に十分配慮し、利用者がルールやマナーを遵守できる運営を行うこと」を留意事項として挙げている。
明治公園では、東京建物が代表を務めるTokyo Legacy Parksが事業者に決定。ヨガスタジオやスポーツカフェを併設した運動およびリラクゼーション施設、カフェ、レストラン、広場のほか、公園の自然を生かしたプログラムを提供するアウトドアショップを、2023年5月から供用開始する予定だ。
東京2020オリンピック競技大会の興奮から数カ月、スケートボードを始めてみた人も多いのでは。2024年の開設を楽しみにしつつ、都内のスケートパークの情報はこちらでチェックしよう。
関連記事
『初採用のスケートボードで堀米雄斗が史上初の金メダルを獲得』
『スケートボーダーの交流拠点、ペイジャートーキョーが神保町にオープン』
『リアルなガールズスケートシーンを描くドラマがU-NEXTで配信』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら