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アメリカでは2021年2月11日から、ワクチン接種を拡大させるためドラッグストアやスーパーのチェーンでワクチン接種を開始しているが、会員制倉庫型店を展開するコストコがこの取り組みに協力することになった。
同社はニューヨークを含む5州とプエルトリコの店舗で、ワクチンを「入手次第」すぐに接種を開始すると発表。声明で「コストコは会員やスタッフの健康と安全を守り、地域社会に貢献することを固く約束します」と述べている。
コストコで接種が受けられるのは、モデルナ社のワクチン。ただ同社では、同社会員であるからといって、接種が受けられるわけではないと説明している。各店に届くワクチンは限られており、接種は各州の基準に従って実施されることになる。ワクチン接種が可能な店舗、接種対象者、接種予約などについては、コストコのウェブサイトに掲載されている各州のリンクから確認だ。
ニューヨーク市ではコストコの発表があった数日前、ワクチン接種プログラムに関して、地域ごとの進行状況が郵便番号別で分かる興味深いデータを公開していた。この数字が明らかにしているように、我々は今、地域によってワクチン接種の進みに差があり、不平等が発生しているという問題に直面している。コストコの各店舗を含む接種場所の追加が、状況の均等を保つのに役立つことを願う。
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