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「007」シリーズの大ファンであれば、映画のシーンに登場した華やかなロケ地の数々を訪ねてみたいもの。イギリスのツアー会社「Black Tomato」は、シリーズの制作会社「イオン・プロダクション」とコラボレーションし、映画を代表するさまざまな場所を巡る豪華ツアーを開始した。同ツアーはシリーズ60周年を記念し企画されたもので、2023年10月まで開催。ツアーでは、映画に登場したヨーロッパの6都市を12泊で巡る。
「ザ・アサインメント ヨーロッパツアー」と名付けられたこのツアーはロンドンからスタート。「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」に登場したボートに乗ってテムズ川を船で下り、セント・ジェームズでボンドグッズを買ったりマティーニを飲んだり、ギャンブルを楽しんだりする。
その後はパリ、モナコ、イタリアのコモ湖、ベネチアを周遊。モナコで訪れるのは「007/カジノ・ロワイヤル」の舞台になった「カジノ・ド・モンテカルロ」だ。VIPへのアクセス権付きで、ラグジュアリーなカジノ体験ができる。イタリアのコモ湖ではウォータースキーに挑戦したり、カジノ・ロワイヤルのフィナーレが撮影されたホテル「Villa la Gaeta」を見学したりと、ボンドワールドにどっぷりと浸れる内容になっている。
さらにマニアックな体験をしたいのなら、上記のツアーにオーストリアのアルプスを訪れるオーダーメイドの旅を追加することも可能だ。オーストリア・ソルデンのガイスラッハコーゲル山頂にあるレストラン「ice Q」は、映画では近未来的な病院として撮影されたロケ地。ここでは映画を回想しながら、アルプスの雄大な景色とともに優雅な食事が楽しめる。
ツアーの料金は1人6万ポンド(約1,000万円)で、オーダーメイドツアーの追加は1万5,000ポンド(約200万円)から。残念ながらジェームス・ボンドになりきるには、それなりの金額を支払う必要があるようだ。
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