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電動スクーターのシェアリングサービスがニューヨークでさらに拡大

ポストコロナの移動手段として注目、Limeが100台を投入

Will Gleason
テキスト:
Will Gleason
Content Director, The Americas
Lime
Photograph: Courtesy Lime
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スーパーへ買い物に行く時や地下鉄に乗るために急いでいる時、どこからともなく飛んできたRevelスクーターに遭遇、危うく歩道に投げ出されそうに……。ニューヨークにはこんな経験をしている人が少なからずいると思うが、今後、そうした危険がさらに高まるかもしれない。

新たにニューヨーカーが気をつけなければならないのは、明るい緑色だ。

2021年4月末、これまで電動キックスクーターのシェアリングサービスでなじみのあるLimeが、ニューヨークで電動スクーターのシェアリングサービスをローンチ。クイーンズ、ブルックリン、ロウアー・マンハッタンで、100台のスクーターを投入した。同社によると、今後数週間で500台に拡大する予定で、夏にはさらに増えるかもしれないという。

Limeの最高経営責任者(CEO)であるウェイン・テイは、次のように述べている。

「パンデミックの影響により、ニューヨーカーは安全で持続可能な車を使わない新しい移動手段を求めています。Limeの使命は、手頃な価格でシェアされ、かつカーボンフリーを実現する交通手段の未来をサポートすることです。そのために、5マイル以下(約8キロメートル)の移動を提供する電気車両を備えたプラットフォームを構築し、Limeアプリで利用できるよう注力しています」

2020年にニューヨーク市内で広がったRevelと同様、Limeスクーター利用者は、乗車前に「ヘルメット・セルフィー」の撮影が必要。スクーターの走行速度は最大で時速28マイル(約45キロメートル)となっている。

原文はこちら

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