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大人になることの素晴らしさは、誕生日やクリスマスなど特別な機会を待つことなく、新品の「レゴ」を自由に手にできることだ。もちろん、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」にインスピレーションを得た、大人向けレゴの新作のことだ。
北斎は1814年に世界で初めて漫画を描いたことで知られ、江戸時代の日本の日常生活や風景を描いた浮世絵版画で最もよく知られている。70年以上にわたって無数の作品を制作し、その多くがモネやゴッホなどの有名な印象派の作品に影響を与えたが、富士山を背景に打ち寄せる波の描写は、間違いなく北斎の作品の中で最も人気がある。
1831年に制作されたといわれる「大波」は、北斎が「富嶽三十六景」で最初に手がけた錦絵。原画が刷られてから200年近くが経過しているが、あらゆる世代を魅了し続けている。2024年には新千円札に印刷される予定もあり、レゴのオマージュはむしろタイムリーなのだ。
大人向けに洗練された同レゴは1810ピースから成り、組み立てる数時間の過程は瞑想的な楽しみがある。キットには、原画について記載されたブックレットと特製のサウンドトラックが付属。原画の線と奥行きを表現するために、さまざまな形状のレイヤーやエレメントを使用し、それぞれの船に乗る漁師の小さな顔など、細部までこだわって作られている。
大人向けレゴ「北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(1万3,980円、税込み)は、2023年2月1日(水)に発売。レゴ公式オンラインストアや全国のレゴブランドストアなどで取り扱う。なお、2023年1月5日現在、すでに一部の地域で販売されている。
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