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水玉模様のカボチャ、星のようなインフィニティミラー、万華鏡のような彫刻……。草間彌生という名前を知らなくても、ソーシャルメディア上で彼女の作品を目にしたことはきっとあるだろう。
95歳になる草間は、ここ数年Instagramをとりこにしてきた。2021年5月に「テート・モダン」でスタートした彼女の展覧会「Infinity Mirror Rooms」は数カ月前に完売し、圧倒的な需要のために何度も会期が延長。3年後の2024年4月、ついに閉幕した。
それでも見逃した人に朗報だ。今年後半、ロンドン北部にあるギャラリー「Victoria Miro」で、草間の個展が開催されることが発表された。「Infinity Mirror Room」の新作も展示予定のため、「キラキラのセルフィー」を撮るチャンスとなりそうだ。
2024年9月25日(水)から11月2日(土)まで開催されるこの展示は、草間にとって同ギャラリーで14回目の個展となる。「Infinity Mirror Room」に加え、「Everyday I Pray For Love」と題された明るい奇抜なペインティングの新シリーズにも期待したい。
ギャラリーはプレスリリースで、新シリーズについてこう説明している。
「より親密なフォーマットで制作されたこれらのペインティングでは、草間の線と形についての特異な探求が続いているといえるでしょう。多くの部分で細部まで描き込まれており、大胆な色彩のアクセントが特徴的で、ミクロとマクロの両方の宇宙を想起させます。ギャラリーと運河沿いのテラスで展示される、新作の彫刻も楽しみにしていてください」
この展覧会のチケットは無料だが、予約は必要だ。予約開始日は9月2日(月)。すぐになくなることが予想されるので、この日を忘れないようにしよう。
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