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AIのママに悩みを相談、洋服の青山が「スナックよしこ」を導入

仕事のストレスに共感、オンラインストアで開始したチャットサービス

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
『スナックよしこ』
『スナックよしこ』
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紳士服の販売チェーン、洋服の青山でおなじみの青山商事が、スナックのママたちをAI化した日本初のAIチャットボット『スナックよしこ』を提供開始。チャットサービス『WhatYa』が開発協力したプログラムで、公式ウェブサイトにアクセスすると、「よしこママ」が仕事のストレスや悩みを聞いてくれるという内容だ。

日本一のスナック街、宮崎県ニシタチのママたちに取材

今回提供された『スナックよしこ』は、青山商事が宮崎県ニシタチでスナックを営むママたちに約50時間のインタビュー時間を費やし、『WhatYa』を開発した空色が情報を解析、ビッグデータ化して作られた。現在は第1形態で、チャットの返事にはママたちの会話術や悩みに対するアドバイスが盛り込まれており、対話を続けることでAIが学習していくという仕組みだ。

ウェブサイトのチャット欄は、入力欄のほかに「人間関係」「職場環境」「モチベーション」など全6種類の悩みを選べる項目があり、選択を進めてママからの返事がもらえる仕組み。「いらっしゃいませ。ママのよしこです。コロナとか仕事とか、いろいろ悩むよね......」と話しかけてくれるママと、昭和の雰囲気が漂うバックミュージックには、つい愚痴を話してしまいそうだ。

『スナックよしこ』の詳細はこちら

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