[title]
フェティッシュ×テクノ×パーティー「XOXOXOX」が、2022年6月30日(木)に開催。第3回目を迎える今回は、前回と同様に渋谷の「contact」で行われる。地下へと続く階段を降りた先には、ラバー、レザー、SM、ゴシック、ロリータ、サイバー、ボディアートといったアンダーグラウンドな世界観に、フェティシズムとテクノが作用した空間が広がる。SM緊縛ショーやドラァグクイーンのショーに加え、ラバーや着ぐるみで身をまとった観客が会場の熱気を帯び、シーンに精通した人たちが3カ月ぶりの開催を待ちわびている。
今回のゲストには、シアトルやベルリンなど、海外の名だたるクラブシーンで実力を認められ、「XOXOXOX」の第1回目にも出演したMAYUDEPTHが登場。さらに、非現実的サウンドスケープを描くKali、渋谷の地下シーンで独特の音を響かせるハードインダストリアルテクノパーティー「MATERIAL」主催のc0ca、波状のイマジネーションの移り変わりで快楽を生み出すMinnなど、数々の異彩なDJが加わり、狂気に満ちたサウンドで会場は高鳴るに違いない。
B.A.R.K & Hexeのハードインダストリアルや、ベルリン直系のサウンドを有するカリスマSiSeN、「XOXOXOX」支配人であるPinkspineのモダンなテクノも必聴だ。
3組によるパフォーマンスも忘れてはならない。独自の死生観を身体で奏でるSHIMIZU MASH、端正な顔立ち、豊満な尻、青々と生い茂った胸毛で舞いを披露するセックスエドゥケーションパフォーマーのLabiana Joroe、身体だけでなく空間も操る「縄会の兵士」ことLouis Kordexeなど、人とサウンドの激しい交わりは、ここでしか味わえない。
強烈な快楽が交錯する空間に耐えられるか。その精神が試される6月最後の密夜を、堪能あれ。
関連記事
『絵画を通して男性を見つめる「男のフェチズム展」が新宿眼科画廊で開催』
『SEX:私の場合』
『「フェティシズムとディシプリン」を表現する8人のアーティスト展が開催』
『ageHaが人気サイケフェスの前夜祭を日本人アーティストのみでプロデュース』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら