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高速バスやでおなじみのWILLER EXPRESSが、東京レストランバス初となる新コースを開始。「工場夜景」に注目し、川崎市の臨海部にある多数の工場の夜景を眺めながらフレンチのフルコースを楽しむ、異例のバスツアーを運行する。
レストランバスは「ここにしかない日本を食べよう」をコンセプトに、全国の観光地を期間限定で巡るバスツアー。2018年から東京と京都で通年運行しているが、本企画は初の試みだ。
まずは東京駅からレインボーブリッジへ
レストランバスの集合場所は、東京駅前の丸の内ビルディング前。1階にキッチン、2階には対面式の座席とテーブル、そして天井は透明で開閉可能なオープンルーフがあり、開放感あふれる車内で風を感じながら食事が楽しめる。
東京駅を出発すると、東京のシンボル、東京タワーの真下を通過。港区芝公園の増上寺では10分の停車時間が設けられており、東京タワーと増上寺、夕焼けがそろったベストスポットを周る。
ドリンクはソフトドリンクからボトルワインやシャンパンまでそろう。料理は一口サイズのオードブル4種類とサラダ、スープなどの前菜から始まり、温菜とパン、メインの肉料理、デザートまで、順にサーブされる。
川崎までのルートは、お台場の観覧車やフジテレビ本社、レインボーブリッジなど人気の観光スポットを通過。高速道路走行中はサービスを中止するため、事前にドリンクを注文しておこう。
工場夜景を巡る4つのベストスポット
川崎市内に入ると、早くも下町の雰囲気が漂う。ツアールートは、工場が建ち並ぶ扇町〜水江町〜千鳥町〜多摩川スカイブリッジの4つの夜景スポットを通る。
ここでのドリンクは、各日数量限定で販売する『工場夜景ビール「黒に浮かぶ」』がおすすめ。東海道BEER川崎宿工場が手がける、コーヒーとマンゴーの風味が豊かな黒ビール(スタウト)で、川崎の情景によく合う味わいだ。
千鳥町では10分の停車時間を設け、水江町ではバスを降りて撮影もできる(※
バス車内ではそれぞれの土地や工場についてガイドの解説があり、景色と合わせて一層楽しめるだろう。
クライマックスは圧巻の首都高速川崎線
約3時間30分の旅は、多摩川スカイブリッジを通り首都高速神奈川6号川崎線を通って川崎駅へ。2022年3月に開通したばかりの多摩川スカイブリッジは、羽田空港とキングスカイフロントをつなぐ橋で、環境への配慮からライトアップを内側のみに設置している。
最後の絶景スポット、首都高から望む工場群には圧倒されること間違いない。遠くには東京タワーも見え、達成感とともにゆっくりとツアーを振り返ることができる。
料金は大人1万2,800円(小学生以下9,800円)。6、7月の第1弾運行日程は好評のため即日完売してしまったが、第2弾として8、9月の販売予約を受け付けている(空席状況については公式ウェブサイトを確認)。この夏は地上3メートルの車体から眺める工場夜景を楽しもう。
東京レストランバス『フレンチとお酒と川崎工場夜景を楽しむ夜』の詳細はこちら
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