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寺田倉庫がコレクターから預かり保管する現代アートを公開し、芸術文化発信施設として運営するコレクターズミュージアムのワットミュージアム(WHAT MUSEUM)が、大林コレクション展『安藤忠雄 描く』を開催。10メートルの巨大なドローイングや、彫刻家グザヴィエ・ヴェイヤンによる彫刻作品『Tadao Ando』 の日本初公開をはじめ、建築作品のスケッチや未完のプロジェクトのシルクスクリーンなどを展示する。
初期作品を含む平面作品15点を展示
10メートルに及ぶ『ベネッセハウス-直島コンテンポラリーアートミュージアム』は、上海ビエンナーレ(2000年)で制作された日本初公開のドローイング作品。そのほか初期の建築作品のスケッチや、携わったプロジェクトの習作など、計15点の作品がそろう。
未来を 「想い描くこと」、それを「図として描くこと」をコンセプトに、和紙に描かれたペンや色鉛筆の繊細で柔らかな筆致は、安藤忠雄がプロジェクトに向き合う真摯(しんし)な姿勢が垣間見える。力強く挑んだドローイングも必見だ。同時開催の『都市と私のあいだ』『Self-History』の詳細は、今後順次発表を行う。
ワットミュージアムは2021年5月23日から9月下旬まで休館中。久々の展示となる『安藤忠雄 描く』は9月25日(土)から2022年2月13日(日)まで開催を予定している。
『安藤忠雄 描く』の詳細はこちら
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