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ロンドンの高級住宅街が一部車道を歩行者へ開放

夏のショッピング、飲食店需要を後押し

Chris Waywell
テキスト:
Chris Waywell
Deputy Editor, Time Out London
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ロンドンの中央部と西部に広がるケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区は、この街でも有数の高級住宅街と知られている。郵便番号に「W」が付くこの辺りでは、車が主役だ。しかしこの自治区では、2021年の夏にいくつかの通りで自動車の通行止めを実施し、ショッピングや飲食を楽しめるようにするという、寛大で心強い計画があるというのだ。

この計画ではチェルシーのエリスタン・ストリート(キングズ・ロードとブロンプトン・ロードの間)、パビリオン・ロード(スローン・ストリートと並行している区間)、ビュート・ストリート(地下鉄サウス・ケンジントン駅付近)で、自動車の通行が禁止される予定。またノッティング・ヒルのポートベロー・ロードは、マーケットの開催日に、出店者や人出の回復を後押しするために、自動車が通行禁止となる。

この特別区での道路閉鎖は、飲食店が2022年9月まで一時的な歩道の使用許可を申請できるという、政府の政策に合わせて行われるもの。この政策は、屋外席の増設による飲食店の売り上げアップを支援する目的で実施されている。

このニュースは、ケンジントン・アンド・チェルシーの買い物客、歩行者、犬を連れて歩く人たち、子ども、歩道でお酒を飲みたい人たちなど、基本的には誰もが歓迎できるものだろう。しかし、この場所で必要以上に大きな4WDに乗っている人たちには、少々やっかいなニュースかもしれない。

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