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タイの旧正月の風物詩として、「水かけ祭り(ソンクラーン)」が知られている。もともと仏像を清めるのに水をかけていたのが、互いに水をかけ合う祭りに発展。近年さらに音楽フェスと融合し、人気を集めている。観客皆が水と戯れ、非日常感と一体感が味わえるのが魅力だ。
ここでは、世界一ずぶ濡れになる音楽フェスをはじめ、東京近郊で開催される水かけイベントを3つ紹介する。酷暑の夏を乗り切るのに、うってつけのイベントに出かけてほしい。
S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL
アジア最大の水と音楽の祭典「S2O」が5年ぶりに日本に帰ってくる。2015年、タイの旧正月に行われる「ソンクラーン(水かけ祭り)」に合わせてタイで始まったこのフェスは、チケット販売とともにソールドアウトされるほどの人気を誇る。
「S2O」とは、「SONGKRAN(ソンクラーン)」と、「水(H2O)」を合わせた造語。会場にはいたるところにホースが設置され、大量の水が放出。世界一ずぶ濡れになる音楽フェスだ。
今年のヘッドライナーには、Yellow Claw、Don Diablo、Madeonなど、国際的なDJが名を連ねる。日本だけでなく海外からの参加者も多く、チケットはすぐに完売することが予想されるので、今すぐチケットを手に入れたい。
イベント初日(2024年8月2日)は、Creepy Nutsのソロコンサートが開催される。
※8月2日 16時~、3日 13時~、4日 13時~/台場R地区/料金は8月2日前売り12,800円、当日14,800円/8月3・4日前売り1日券16,800円、当日17,800円、2日通し券30,800円
WATERBOMB JAPAN
ウォーターファイトと音楽を融合した韓国発の大型音楽フェス。2015年に初めて開催され拡大、2023年に日本に上陸した。2024年は福岡から、東京、大阪、名古屋と巡っていく。
観客がカラーごとに分かれ水鉄砲を使ってチームバトルを楽しんだり、ステージ上のアーティスト同士、また観客と水鉄砲を撃ち合ったり、会場が一体となって盛り上がる。ステージからも大量の水しぶきが放出される。
韓国からは、先日ちゃんみなと結婚を発表した新進気鋭のラッパー、アッシュ・アイランド(ASH ISLAND)、K-HIPHOP界の若き天才ラッパー、ビッグ・ナティ(BIG Naughty)、ピアノをメインとした楽曲が人気のチャンモ(CHANGMO)らが来日。日本のトップアーティストとともに熱いステージパフォーマンスを繰り広げる。新たな夏の音楽フェスを楽しんでみては。
※東京7月27・28日 13時~/海の森水上競技場/一般入場券17,000円
水かけまつり&ワールドフェスタ
「さいたまスーパーアリーナ」に隣接する「けやきひろば」で開催される、恒例の水かけイベント。水かけエリアとちびっこプール内に小さなバケツやコップ、水鉄砲を持ち込み、水をかけあって楽しむ。ここでは水をかけられても無礼講だ。水かけは、各日2回(11~13時/14~16時、ちびっこブールは15時45分まで)行われる。
会場では「ワールドフェスタ」を同時開催。タイ料理やトルコのケバブ、韓国のスイーツ「タンフル」、イタリアンジェラートなどの屋台が並び各国の味覚が味わえるほか、タイ古式マッサージ、アーユルヴェーダといったサービスコーナーもある。
ステージではフラ、サンバ、メキシコの「パロミータス」などの民族舞踊やスティールパンの演奏、K-POP楽曲に合わせてダンスをする「K-POP RANDOM PLAY DANCE(ランダムダンス)」など、イベント中世界の音楽を楽しめる。夜にはダイノジら人気ゲストが日替わりで登場し、DJライブが開催される。水を使った演出もあり、盛り上がりそうだ。
※8月2日(金)~4日(日)10~20時//けやきひろば/入場は無料
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