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東京オリンピック開会式を笑いで包んだ実写版ピクトグラム

33競技50種類をテンポよく再現

Lim Chee Wah
テキスト:
Lim Chee Wah
Editor-in-Chief, Time Out Tokyo
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延期されていた『東京2020オリンピック』がついに開幕した。2021年7月23日の夜に行われた開会式では、新型コロナウイルスの流行や、2011年の東北地方太平洋沖地震の犠牲者への追悼も行われた。さらに、ドローンを使った見事な演出や、33競技50種類の「動くピクトグラム」を再現したクールなパントマイムなど、驚きの瞬間もあった。

特にテンポの良いパントマイムは、独創的なアイデアだった。ウィットがあり愉快で、開会式に笑顔をもたらした。このパントマイムを演じたのは、1999年に結成されたサイレントコメディー・デュオのが〜まるちょばのHIRO-PON、パントマイムデュオGABEZ(ガベジ)のMASAとhitoshiなど5人だ。

実はピクトグラムが導入されたのは、1964年の東京オリンピックから。言葉の壁をなくし、効果的にコミュニケーションを図るべく制作された。その後、ピクトグラムがどのように進化したかを見ると、心が温まる。

そして、今回の東京オリンピックでは、ピクトグラムが生き生きと動き出した。パントマイムによるピクトグラムの解釈は、日本の奇妙ですばらしいテレビゲームを思い出させるものがあった。

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