[title]
2024年1月19日(金)〜2月18日(日)、「笑い」をテーマにした企画展「笑うアートマンションと10人の住人展」が原宿で開催。芸人やタレント、アーティスト、SNSクリエーターなど、10人の住人が住むアートマンションに笑えるアート作品が集結する。
同展は「TOKYO MX」で放送中の「⼩峠英⼆のなんて美だ!」の初スピンオフ企画。クリエーティブディレクターを務めたのは、SNSで大きな話題を呼んだ「やだなー展」「いい人すぎるよ展」「友達がやってるカフェ」などを手がけた明円卓だ。
芸人・タレントとして幅広く活躍中のカズレーザーやさらば青春の光、ヒコロヒー、街裏ぴんくなど、豪華なクリエーター陣は見逃せない。自分たちのアイデアを美術製作のプロの手によって具現化させた。
301号室のカズレーザーは、同展のために手がけたユニークな新作3点を発表。「タレント心臓握りの刑」は、モニターの手前に心臓を模したスイッチが置かれている。
ワイプで表情を作っているだけで金を稼ぐのは万死に値すると思ったことのある人なら、最高に楽しめる体験型展示である。実際に心臓を掴むと、ワイプに映るカズレーザーが「うわあ」と声をあげ痛み出すというもの。思う存分罰を与えてみよう。
302号室はヒコロヒー。薄暗い部屋を覗くと、テレフォンボックスが1つ置かれている。「誰でも使える場所で、誰でもかけていい番号があれば」という思いから作れらたものだ。ボックス内にはさまざまな電話番号が書かれた紙が貼ってある。実際に電話を使い、かけてみてほしい。
芸人たちのほか、「無駄づくり」を主な活動とする藤原麻里菜やSNSで話題を集めているクリエーターのいしかわかずや、スーパーマーケットカカム、ミチルなども参加する。
204号室のスーパーマーケットカカムは、「食材」をテーマにしたアイデアを発信するアーティスト。キッチンを模した部屋には「巨大な食パンのベッド」が置かれている。表はふんわり食パン、裏はこんがりなトーストベッドだ。上にはトマト、レタス、ピーマンなどのクッションや布団も並んでいる。これらを自由に使い、トッピングの気持ちになって記念撮影を楽しもう。
ありとあらゆる「笑い」の数々がアート作品となって一堂に会する、これまでにない全く新しい企画展。来場し「アートって、こんなに笑える。」を実感してほしい。
関連記事
『BRUTUSによる「人生最高の買いもの」が詰まったマーケットがオープン』
『高層複合ビル3棟が誕生、再開発で生まれ変わる池袋駅の西口地区』
『「スヌーピーミュージアム」が2月にリニューアル、カフェも新たにオープン』
『麻布台ヒルズギャラリー開館記念「オラファー・エリアソン展」をレポート』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックし