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ヴァージル・アブローの回顧展がブルックリン美術館で開催

約20年にわたるキャリアを紹介

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
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2021年11月に41歳の若さでこの世を去ったデザイナーのヴァージル・アブロー。彼が20年にわたり生み出した作品を紹介する死後初の回顧展「Virgil Abloh: “Figures of Speech”」が、2022年7月1日からニューヨークのブルックリン美術館でスタートした。

同館はプレスリリースで、この展覧会について「本展は、現代のファッション、アート、商業、デザイン、若者文化の概念を変えた故ヴァージル・アブローにささげる、初の網羅的な美術館展。ファッション、大型彫刻、没入型スペース、ビデオ、スケッチなど、アブローの約20年にわたるキャリアを紹介します」と表現している。展示内容は、2019年からシカゴやボストン、カタールで開催された同名展の内容をベースにしているという。

アブローはアートとファッションの世界を定義した人物の一人で、大学では建築を学んだ。ルイ・ヴィトン初の黒人クリエーティブディレクターに就任したことでよく知られる彼は、2013年にミラノを拠点とするファッションハウス「オフホワイト」を設立し、クリエーティブ界にその名を刻む。がんと闘い、早過ぎる死で世界中の「信奉者」が悲しみに暮れた後も、彼のブランドは絶大な人気を誇っている。

「Virgil Abloh: “Figures of Speech”」は2023年1月29日(日)までの開催。

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A Virgil Abloh exhibition is opening at the Brooklyn Museum this summer(原文)

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