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ニューヨークのレコードコレクターたちは、レコードを収納するのが大変なことを知っている。我々が住む小さなアパートは、「12×12インチの正方形」を何百枚も集めるには適してはいないが、めげずに愛着のあるレコードを狭い空間に詰め込んでいる。
そんな中、ブルックリンのレコード好きは、幸運に恵まれているかもしれない。それは、最近ブルックリン公立図書館(BPL)の中央図書館が、貸し出しカード保有者向けの「Vinyl Lending Library」という、同館のレコードコレクションを集めたスペースをオープンしたからだ。
このスペースでは、ヒップホップ、ポップ、クラシック、カントリー、劇伴など、さまざまなジャンルのアルバム400枚が聴けるほか、最長3週間まで借りることもできる。これは、自宅のレコードを減らすきっかけになるだろう。
同図書館では、レコードコレクションの一般公開を記念して、オープン日に、ブルックリンを拠点に活動するインディーポップデュオのDaisy the GreatとDJ AGを迎えたイベントを開催。2022年8月11日(木)、18日(木)、25日(木)の12時からは、中央ロビーでスタッフがレコードをかける「August Lunch Beats」も行う予定だ。また、8月30日(火)の19時からはDJ Face Controlが登場する。
さらにこの秋、BPLでは音楽のスキルを磨きたい人のために、DJ、オーディオプロダクション、サンプリング、ミュージックコーディングのプログラムも提供する予定だという。
実は、
この図書館はもはや「本の虫」のためだけではなく、音楽愛好家のための施設であることは間違いないだろう。音楽好きなら、ぜひ足を運んでみよう。
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