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2020年5月の緊急事態宣言による休業を受け、配信番組『VIDEO SERVICE “AMUSEMENT”』を1カ月限定でスタートした下北沢のクラブ、スプレッド(SPREAD)。 今年、再びスペースを休業した彼らがシリーズ第2弾として、2021年2月24日(水)~3月3日(水)に放送を開始する(アーカイブは3月17日(水)まで見放題)。
40組以上のアーティストと10カ所以上の都内外のクラブ関係者らが登場
前回は総勢115組ものアーティストが登場し、パフォーマンスを行う定額制の配信チャンネルとして、アンダーグラウンドシーンを湧かせた同番組。
今回は「会いたい人に会いたい場所で」をテーマに掲げ、ライブやDJパフォーマンスのみならず、アーティストそれぞれのパーソナルな側面が垣間見えるトークも行われる。出演は、スプレッドに関わりの深いDJのGonno、Kotsu、MOODMAN、サモハン
さらに渋谷のミュージックバー、タングル(Tangle)や、三軒茶屋に2020年にオープンしたラウメン レコード(RAWMEN RECORDS)など、都内外のクラブとスペースの関係者たちの出演も予定している。
また、日中と夜間には『DJ MIX for AMUSEMENT』と称し、23組のアーティストたちによる録り下ろしのDJミックスをオンエア。2月25日(木)には、ニューヨークを拠点とするDJ Healthyがキュレーションを務め、国内外のアーティストたちによるフレッシュなDJミックスを放送する。
ドキュメンタリーとして、あるいはバラエティー番組として
『VIDEO SERVICE “AMUSEMENT”』はシーズン1に引き続き、2,000円で全プログラムが見放題だ。なお、3,000円の入場券付きチケットを購入すると、スプレッドで開催される公演に一度無料で入場することができる(人数限定イベントや貸切イベントなど一部制限あり)。
昨年から 音楽の「生の現場」をむしばみ続けてきた新型コロナウイルス。その猛威に立ち向かいながらも、常に実現できる範囲内で文化を進化させ続けてきた関係者らが紡ぐ言葉や音楽は、数年後、数十年後まで残すべき貴重な記録となるだろう。
1週間にわたるロングドキュメンタリー、はたまたバラエティー番組か、自宅作業用のBGMか。多面的な表情を見せるプログラムをぜひチェックしてほしい。
『VIDEO SERVICE “AMUSEMENT”』の公式ウェブサイトはこちら
テキスト:高木望
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