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Airbnbは、2022年第1四半期にイギリス人が長期滞在のために選んだ国内と海外の旅行先をランキング形式で次のように発表した。
イギリス人が長期滞在のために選んだ旅行先(Airbnb)
1. リスボン(ポルトガル)
2. ドバイ(アラブ首長国連邦)
3. ブリストル(イギリス)
4. バーミンガム(イギリス)
5. マンチェスター(イギリス)
6. ケープタウン(南アフリカ)
7. グラスゴー(イギリス)
8. リバプール(イギリス)
9. ソウル(韓国)
10. ロサンゼルス(アメリカ)
パンデミックの間、多くの人が「オフィスは本当に必要ない」という、大きな気づきを得たといえる。もちろんオフィスで働くことについては、ほかのスタッフとの交流など、素晴らしい面はある。しかし出勤するとなると、通勤ラッシュの混雑や高くなりがちなランチ代など、「負担」も大きい。だからこそ今も、多くの職種でリモートワークが続いているといえる。
ほとんどのリモートワーカーたちは、シンプルに自宅で仕事をしているだろう。しかし、リモートワークを究極的に楽しむ人たちもいる。いわゆる「デジタルノマド」と呼ばれる、新しい場所(時には海外)に滞在し、環境を変えて仕事をこなしている野心的な人たちだ。
彼らがリモートワークの拠点を選ぶのに活用しているのが、Airbnbだ。同社が上記ランキングと合わせて発表したレポートによると、実際2021年の統計では、Airbnbユーザーの5人に1人が、リモートワークのために同サービスを利用していることが分かっている。また2022年第1四半期では、世界のAirbnbユーザーうち半分が1週間以上の日程を予約。イギリスのユーザーの場合、長期滞在の予約は約3分の1の割合で増えているという。
こうしたことから、旅行者が仕事とレジャーをより頻繁に融合させていることがよく分かる。今後もこの傾向は続くといえるだろう。上記ランキングを参考に、海外で「デジタルノマド」するための滞在場所を選んでみてもいいかもしれない。
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