国立新美術館で個人の文化芸術関係者向け職域接種がスタート

2021年8月3日（火）、文化庁は文化関係独立行政法人と共に国立新美術館で、文化芸術活動に携わる個人を対象とした新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの職域接種を実施すると発表した。この職域接種は2回目で、第1弾は7月5日から国立劇場で実施された。前回は20人で1枠としていたため、それに満たない人数の団体や個人は接種することができなかった。今回はそれらの人に対する接種案内となる。

接種日程は下記の通り。

＜1回目接種＞
2021年 8月19日（木）～9月6日（月）各日10～17時（最終日は15時まで）

＜2回目接種＞
2021年 9月16日（木）～ 10月7日（木）各日10～17時（最終日は15時まで）

※火・土・日曜・祝日を除く全11日間

会場は六本木にある国立新美術館の3階講堂。接種は先着順で8000人（文化芸術関係者7600人、文化関係独立行政法人関係者400人）を予定している。武田／モデルナ社製のワクチンを使用し、1人につき2回接種を行う（接種対象は12歳以上）。　

予約は、8月5日（木）10時から特設予約フォームで受け付けを開始する。1回目の接種は指定時間帯の間で10分おきに選択できるが、2回目は自動的に1回目と同じ時間帯での接種になる。なお、2回目の予約は不要で、実施日の2営業日前の16時まで予約およびキャンセルが可能だ。

当日の持ち物は、自治体が発行した接種券 （クーポン券）、予診票、本人確認証（運転免許証、健康保険証、学生証など）の3点が必要。特に接種券がない場合は受けられないので注意してほしい。

また、地方公共団体での接種に先がけて緊急に接種を受けたい文化芸術関係者を対象としているため、予約の段階で文化芸術活動の内容および緊急に接種が必要な理由の記載をしなければならない。そのほかの詳細な注意事項については公式ウェブサイトを確認しよう。

国立新美術館における文化芸術関係者向け職域接種の詳細情報はこちら

関連記事

『日本のワクチンパスポートについて知っておくべきこと』

『緊急事態宣言、神奈川県や大阪府など1府3県に発令』

『ワクチン接種会場を検索、「新型コロナワクチンマップ」機能が提供開始』

『東京都で新型コロナ3000人超え、過去最多に』

『東京、PCR検査と陰性証明書を取得できる場所』

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら