[title]
2024年10月25日(金)、ユニクロの新たなグローバル旗艦店「ユニクロ 新宿本店」がオープン。場所は2022年に閉店した「ビックロ」跡地。洗練された空間を提供するユニクロの新たなフラッグシップとして生まれ変わる。
ユニクロはこれまで、2006年にクリエーティブディレクターの佐藤可士和が手がけた「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」を皮切りに、ほぼ毎年グローバル旗艦店を出店している。現在、10の国と地域に15店舗のグローバル旗艦店があり、同店は16店舗目、国内では4年ぶりのグローバル旗艦店だ。店舗そのものをブランド最強のメディアと位置付け、新宿の新名所になることを目指す。
1階は、メンズとウィメンズのアイテムを中心に展開する。季節に応じてラインアップが変わり、常に最新のトレンドを反映した商品が入り口に置かれる。また、入り口付近には「ユニクロフラワー(UNIQLO FLOWER)」が設置され、生花販売も行う。
2階には、ウィメンズのフルラインアップを揃えるほか、「コントワー・デ・コトニエ(Comptoir des Cotonniers)」「プラステ(PLST)」などのブランドも展開される。さらに同フロアでは「ユニクロ コーヒー(UNIQLO COFFEE)」が併設され、コーヒーメニューのほか、新宿の老舗「追分だんご本舗 新宿本店」や「新宿中村屋」のスイーツを提供し、店内のカフェスペースで楽しめる。
3階には、リペアやリメイクサービスを提供する「RE.UNIQLO STUDIO」や、オリジナルTシャツを作成できる「UTme!」があるほか、「日清食品」「世界堂」「新宿中村屋」「新宿末廣亭」「新宿高野」など新宿に本店を持つ有名企業8社とのコラボレーションTシャツも販売する。
このほか、これまで欧米のみで展開されていた特別コレクションがラインアップされているのも特徴的だ。現地の顧客から評判が良かったジャケットやコートなどを日本企画で作り直した「欧米特別コレクション」の実店舗販売は同店でのみなので要チェックだ。
エリア最大規模の店舗
新宿にはすでに4つのユニクロ店舗があるが、同店はそれらを上回る規模と新しい体験を提供する場所となる。これまでの「ビックロ」との違いについて、ファーストリテイリングのグループ執行役員、遠藤真廣は、「新宿はエンタメ、グルメ、ファッション、家電などの多文化が入り混じり、あらゆる物が手に入る『百貨街』とも呼べる街。新宿百貨街の中心となり、エリア全体を活気づける店舗にしたいです」と述べた。
「LifeWear」という理念のもと、世界で2500店舗を展開するユニクロは、世界中の顧客に向けて新宿で新たな挑戦の場を築いた。同店がどのように盛り上がっていくか楽しみだ。
関連記事
『10月31日から「京王百貨店新宿店」で台湾グルメフェアが初開催』
『こんな本屋を待っていた、東中野に独立書店「プラットフォーム3」が誕生』
『直島新美術館、2025年オープン記念展示は村上隆・蔡國強・ソ・ドホら11組』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら