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ここ数年、コロナ禍で家に閉じこもっていた人々は、再び旅行することを切望し始めている。ワクチン接種を受ける人が増え、世界の旅はある種のかつての平穏さを取り戻しつつあるからだ。日本の水際対策も、まだ制限は設けられてはいるものの、海外からの観光客受け入れへ向けて徐々に再開されている。
2022年の休暇にどこへ出かけるか迷っているなら、タイム誌による2022年度版「世界の最も素晴らしい場所」が参考になるだろう。毎年公表されているこのリストは、同誌の国際特派員や寄稿者で構成されるネットワークによって選ばれた、世界各地のユニークな50の観光地を掲載。今年は日本から九州と瀬戸内諸島という2つの素晴らしい観光地が選出された。
九州
日本列島で3番目に大きな島である九州には、食の都である福岡や2022年4月にオープンしたばかりのガンダムパーク福岡など、魅力的な場所があふれている。ほかに「星野リゾート 界 別府」や隈研吾設計の「コミコアートミュージアム湯布院」、「スヌーピー茶屋」、武雄温泉の御船山楽園にオープンしたデジタルアート「チームラボ かみさまがすまう森」も見逃せない。
瀬戸内諸島
瀬戸内海の島々では、世界的に有名な芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」が半年間にわたって開催されることで知られる。開催場所の中でも特に有名なのが直島で、草間彌生のカボチャの作品や「ベネッセハウスミュージアム」、安藤忠雄設計の「地中美術館」など、贅沢な展示空間が広がっている。
「世界の最も素晴らしい場所」はこちらから確認できる。
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