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チューリップ好きにはたまらないニュースが飛び込んできた。2015年を最後に一般公開を控えていた駐日オランダ王国大使公邸のチューリップガーデンが、2022年4月8日(金)と10日(日)の2日間限定で、7年ぶりに公開イベントが実施される。
「困難な時期だからこそ、多くの人々にオランダとオランダ大使館をより身近に感じてもらいたい。また、オランダのチューリップを通して少しでも笑顔になってもらえたら」と思い開催を決めたそう。ここでは同イベントの見どころと併せて、開催直前の庭園の様子を伝えよう。
オランダの国花であるチューリップは、そのほかの花と共にオランダの一大輸出産業である。世界中にあるチューリップ畑の面積の約8割がオランダともいわれている。今年は過去最多種となる70種、約1万3000輪を本国から輸送。色とりどりのチューリップが庭を美しく彩る様が観賞できる。
さらに、通常では見られない大使公邸内も同時に公開。初代公邸が1923年の関東大震災で倒壊し、1928年に再建築されてから約100年。昔ながらの風情が残るこの建物内で、画家のヘンドリック・ウィレム・メスダフによる作品や建築家・デザイナーのヘリット・トーマス・リートフェルトがデザインした赤と青の椅子といった、オランダの伝統とモダンを感じる家具やアート作品を堪能しよう。
「日本でも、オランダを象徴するチューリップが沢山の方に愛されている事を知り、とてもうれしく思っています。今回の一般公開イベントによって、春の到来を皆さまと共に楽しむ事ができれば幸いです」(原文ママ)と、ペーター・ファン・デル・フリート駐日オランダ王国大使もコメントを寄せた。
事前予約は必要ないが、庭園内の入館者数が定員に達した場合は、待つ必要があるので注意しよう。オンラインのチューリップギャラリーも開設予定。オランダ産のチューリップで春の訪れを感じてみては。
オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開イベントの詳細情報はこちら
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