[title]
台湾の人気メイドカフェ「ツクヨミメイドカフェ(月讀女僕珈琲)」が、2024年1月12日、秋葉原にグランドオープンした。ツクヨミメイドカフェは台湾南部の第2の都市、高雄が発祥。2005年にオープンし、今年で19年目を迎える台湾の老舗メイドカフェだ。これまで台湾全土に7店舗を構え、2023年12月に日本初進出を果たしてプレオープンしていた。
店内は姉妹店同様、洋風の豪華な屋敷風。フードメニューはルーローハン(魯肉飯)や牛肉麺など、本格的な台湾料理が味わえるのが大きな特徴だ。これまでアルコールは提供していなかったが、メインディッシュや台湾揚げ物セットなどのスペシャルメニューを注文すれば、1人2本まで台湾ビールを楽しめるようになった(不定期提供)。このほか、大食いチャレンジメニューも登場する。
ツクヨミの創業者である鄭傑中は日本に留学していた頃、アニメやコスプレに触れて強くひかれ、台湾でもサブカルチャーを広めるとともに同好の士が交流する場を作りたいと、ツクヨミメイドカフェを設立したという。秋葉原店はいわば、日本生まれのメイドカフェの逆輸入なのだ。
料金システムは、最低消費額1,500円(税込み)で90分間滞在できる。このほか、メイドとじゃんけんして、勝ったらサイン付きグッズや「スマホ写真」がプレゼントされる「午後のじゃんけん大会」や、閉館前にはメイドがおやすみソングを1曲歌うパフォーマンスが毎日行われる。これは台湾の姉妹店でも実施されている、同店伝統の閉館見送りサービスだという。
メイドは台湾や香港、日本人と多国籍なのも同店ならでは。台湾の姉妹店から人気メイドが来日する「スペシャルお給仕イベント」や、アイドルやコスプレイヤーを招いてのイベント、アニメやゲームとのコラボレーションイベントなども予定されている。今後はメイドだけでなく、Vtuberやアイドル活動も展開していくそうで、アイドル好きの「ご主人さま」の帰宅も頻繁になりそうだ。
関連記事
『BRUTUSによる「人生最高の買いもの」が詰まったマーケットがオープン』
『高層複合ビル3棟が誕生、再開発で生まれ変わる池袋駅の西口地区』
『「スヌーピーミュージアム」が2月にリニューアル、カフェも新たにオープン』
『麻布台ヒルズギャラリー開館記念「オラファー・エリアソン展」をレポート』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら