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2023年9月1日(金)、東京発のホテルブランドとしてブティック市場を切り開いた「トランク(TRUNK)」が、代々木公園の緑を望む開放感抜群な「トランクホテル ヨヨギパーク(TRUNK(HOTEL)YOYOGI PARK)」をオープン。客室のほか、レストランやルーフトッププール、バーラウンジを備える、リゾートのようなホテルだ。
コンセプトは「Urban Recharge」。大都会の刺激と極上のくつろぎを同時に楽しみつつ、明日へのエネルギーに変えていけるようなリフレッシュできる場所を目指す。
7階建てで、設計とインテリアは建築家の芦沢啓治とコペンハーゲンに拠点を持つノームアーキテクツ(Norm Architects)が担当。壁面には「洗い出し仕上げ」を採用している。コンクリートだが、水で洗い流してできたザラザラとした質感で、都会的で無機質な印象を持つ。一方で木材や銅など複数のナチュラルな素材を組み入れており、シンプルながらもアクセントがきいている。日本と北欧の融合が生み出す、心地よさが魅力だ。
同ホテルのために作られた、館内の香りにも注目してほしい。
1階に位置するオールデイダイニング「ピッツェリア エ トラットリア ロンベリコ(PIZZERIA e TRATTORIA L’OMBELICO)」は、宿泊者以外も利用できる地域に開かれたイタリアンレストラン。三軒茶屋で人気のトラットリア「トラットリア・ピッツェリア ラルテ(Trattoria e Pizzeria L'ARTE)」のオーナーシェフ・井上勇が監修し、まき窯で焼き上げる本格ナポリピザや、季節の食材を生かしたイタリアの伝統料理を提供する。
テラス席では、ペットとともに食事ができるのもうれしいポイント。代々木公園で散歩をした後に立ち寄るのもいいだろう。
5室のスイートを含む25室の客室は、全室広々としたバルコニー付き。スタンダードルームは公園側の「パークビュー」と富ヶ谷の町に面した「シティービュー」の2種から選べる。バルコニーを彩る植栽は、代々木公園ではあまり見ないオーストラリア原産などのユニークな植物がセレクトされている。
ホテルの最上階に位置する「オーナーズスイート」は、ホテルオーナーのプライベート空間をイメージした一室。壁一面の大きな窓からは抜群の眺望が楽しめ、開放感が抜群だ。床から天井までの大きさがあり、窓の冊子も木製のため、室内と外がシームレスにつながっている。
6階のルーフトップ「トランク プールクラブ」には、インフィニティプールとラウンジスペースが併設されている。代々木公園とその先のビル群を眺めながら泳いだり、ファイヤーピットで語りあったりと、思い思いの時間を過ごそう。
バーカウンターでは、ワインやシャンパン、ソフトドリンクなどのほか、常時6、7種類用意されているカキと新鮮なシーフードが
大都会の中心にありながら代々木公園の緑を存分に堪能でき、ラグジュアリーなくつろぎの空間が広がる同ホテル。自分へのご褒美や愛する人との旅行、日々のリフレッシュなどで訪れてほしい。
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