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東京、5月18・19日に開催される祭り3選

浅草・渋谷・神楽坂で熱狂する

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Time Out Tokyo Editors
三社祭
Photo: Pierre Jean Durieu/Dreamstime三社祭
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2024年5月18日(土)と19日(日)は、東京で過ごす最良の日になるだろう。都内3カ所で祭りが行われるからだ。

浅草では、「三社祭」が開催。年に一度のこの祭りは、華麗なみこしとエネルギッシュなはやし、長い行列で埋め尽くされる、東京で最も魅惑的なイベントの一つだといえるだろう。

渋谷のスクランブル交差点付近の道玄坂・文化村通りでは、「渋谷・鹿児島おはら祭」が開催。南九州最大の「おはら祭」を東京で再現したものだ。

もっと落ち着いた雰囲気を楽しみたいなら、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2024」へ。石畳の路地や路上、寺社境内、そして能楽堂など、神楽坂の街全体を舞台に、三味線や琴、尺八の演奏、能や日本舞踊の舞台をはじめ、伝統芸能が楽しめる。気になる祭りへ足を運ぼう。

三社祭

三社祭
Photo: Pierre Jean Durieu/Dreamstime

1312年に始まった三社祭は、浅草寺を創建した3人の人物を祝うもので、昨年は100万人以上の観光客が訪れた。

18日は「町内神輿連合渡御(とぎょ)」が行われる。浅草の44地区のみこし約100基が「浅草寺」の本堂裏広場に集まり、1基ずつ発進。その後「浅草神社」でおはらいを受けた上で、各町会へ渡御される。

祭りのハイライトは19日、3基の巨大なみこしが浅草の街を練り歩く。地元住民が交代で担ぎ手となる。みこしパレードは午前8時にスタートし、一日中続く。見晴らしのいい場所を確保するため、リアルタイムのルートマップを必ずチェックしておこう。

土・日曜日は特に混雑するが、比較的空いている17日(金)13時には、おはやし屋台と「鳶頭木遣り」「びんざさら舞」「白鷺の舞」などが行列を作って浅草の町を歩く「大行列」が実施された。例年、雷門をくぐるみこしを撮影する絶好の機会になっている。

※17日 13時〜、18日 10時〜、19日 6時30分〜/「浅草神社」/料金は無料

渋谷・鹿児島おはら祭

渋谷・鹿児島おはら祭
「渋谷・鹿児島おはら祭」

鹿児島の代表的な民謡「おはら節」から名付けられた「鹿児島おはら祭」が、渋谷で開催。19日の12時からは、「おはら節」「渋谷音頭」「ハンヤ節」「TOKYOオハラ」を、色とりどりの浴衣や法被を着た踊り子が、太鼓の演奏とともに道玄坂から文化通りにかけてパレードを繰り広げる。

18・19日ともに、「ユニクロ渋谷道玄坂店」の前では、「さつまの物産展」が行われ、九州の特産品が購入できる。祭りを見てもし鹿児島へ行きたくなったら、観光案内のブースも設置されているので訪ねてみては。

※19日 12〜17時/道玄坂/料金は無料

神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2024

神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2024
Photo: Tokyo Arts Council

普段は穏やかで洗練された神楽坂の街が18・19日の2日間、日本の伝統芸能の祭典である「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2024」で活気づく。

イベントは「毘沙門天 善國寺」や「赤城神社」などを中心に、地域一帯で開催。落語や講談、三味線や琴、尺八で演奏される伝統音楽、三味線を奏でながら路地を流す「新内流し」をはじめ、さまざまなパフォーマンスが楽しめる。

ベーゴマや子ども向けのけん玉体験など、家族向けのエリアを白銀公園に設置。子連れにも安心だ。

※18・19日(プログラムは公式ウェブサイトを確認)/「毘沙門天 善國寺」「赤城神社」ほか/料金は無料

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