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東京都豊島区は2022年1月17日、池袋駅の線路上空を東西で連結する歩道橋と、それに併せて整備する駅前広場の構想を発表した。東京新聞の報道によると、区政100周年となる2032年までに一部供用することを目指すという。
この構想の始まりは1998年にまでさかのぼり、2015年に今回の骨子となる案がまとめられている。歩道橋は、パルコのある東口と東武百貨店側の西口をつなぐ『北デッキ』と、西武池袋本店側の東口から東京芸術劇場に至る西口方面を結ぶ『南デッキ』の2つ。導線を整備することで歩行者の回遊性の向上を図り、街のイメージを刷新する狙いだ。
駅前広場については、東口では豊島区役所側グリーン大通りの駅前部分、西口では現在、池袋西口公園周辺のバスターミナルがある場所に整備する予定。バスターミナルは、タクシー乗り場とともに「交通広場」として集約する。
20年以上にわたる構想が結実するのは感慨深いものがある。新たな池袋の姿に期待したい。
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