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東急ハンズ池袋店が10月末に閉店、ねこぶくろは移転へ

建物老朽化により37年間の営業に幕

Kaila Imada
テキスト:
Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Photo: Pose-Don/Photo AC
Photo: Pose-Don/Photo AC
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東急ハンズは文房具、美容、健康用品、キッチン用品、DIY用品、バラエティーグッズなど幅広い商品の品ぞろえが魅力のショップ。大型店舗は現在東京をはじめ全国に5店あるが、東急ハンズ池袋店が2021年10月31日(日)に閉店することがわかった。1984年10月にオープンした同店は、サンシャインシティの近くにあり、8つのフロアで構成されている。

閉店にあたり2021年10月1日(金)〜31日(日)『全力謝恩祭』を実施。売りつくしセールなどのイベントのほか、東急ハンズ池袋店メモリアルコーナーなどが設置される。

東急ハンズ池袋店の特色は、猫と触れ合える8階のねこぶくろだ。フードやドリンクの提供がないため、いわゆる「猫カフェ」とは異なるが、2000年のオープン以来国内外の猫ファンに人気を博し、東京の猫カフェブームの先駆けとも見られている。ねこぶくろは9月10日に一足先に閉店し、ニャンジャタウンへ移転。10月1日(金)にオープンすることが決まった。

東急ハンズは新型コロナウイルスの流行前から池袋店の閉店を検討していたが、緊急事態宣言発令で売り上げの減少や、建物の老朽化により今回の決断に至ったと説明。幸いなことに、東京には渋谷、新宿、銀座、豊洲などの店舗で買い物ができる。ショップリストは公式ウェブサイトから確認しよう。

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