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都営地下鉄が駅のごみ箱を完全撤去

安全性の向上が理由

Kaila Imada
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Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Tokyo train station
Photo: Ayumi Kubo/Unsplash
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日本では外出時に出るごみは自宅に持ち帰る、というマナーが浸透している。そのため、街頭にごみ箱が置かれていなくても、街は清潔な状態で保たれている場合が多い。まれではあるが、これまで表参道や原宿などの駅構内にはごみ箱が設置されていた。しかしJapan Todayの報道によると、東京都交通局は2022年5月9日(月)までに都営地下鉄各駅のごみ箱を全て撤去する予定だという。

朝日新聞は1月の段階で、東京メトロの駅構内に設置されている239個のごみ箱が全面撤去されていると報道している。残されているのは、自動販売機のリサイクルボックスのみだという。

そのほかの鉄道各社も2021年から同様の動きを実施しており、西武鉄道も全駅からごみ箱を撤去。東武鉄道も同様の対応を検討しているとのことだ。さらにJ-Cast Newsの報道では、小田急電鉄も3月1日から駅のごみ箱を撤去し始めたことを確認している。

今のところ、JR東日本の駅のごみ箱は継続される予定だ。しかし日暮里(舎人ライナー区間を含む)と西日暮里駅の改札口付近に設置しているごみ箱は撤去されるとのこと。撤去の理由について交通局は「利用時の安全性向上」を挙げている。

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