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1年に一度、太陰太陽暦の7太陰月の7日だけ、織姫と彦星が出会えるとされる七夕。同日に五色の短冊に歌や字を書いて飾りつけ、願いを祈る星祭りは、かつて中国から伝わったものだという。
東京では、ユニークな七夕飾りが登場する恒例の「七夕祭り」のほかにも、ライトアップや盆踊りなどをおりまぜ、アップデートしたイベントが開催される。ここではそんなイベントの中でも特に足を運びたい、注目の3件をご紹介したい。
天の川イルミネーション
2024年7月1日(月)~7日(日)の1週間、「東京タワー」では、「東京タワー 七夕まつり」が開催される。見どころは、LED電球を夜空に瞬く天の川に見立てた「天の川イルミネーション」だ。
150メートルもの高さにあるメインデッキの一角に、夏の夜空に架かる天の川のようなライトアップが出現する。約3万球ものLED電球が輝き、15分に1回、一面の「星空」がゆっくりと7色の「レインボーミルキーウェイ」に変貌する光景を楽しもう。同エリアには短冊飾り棚も設置される。イベント終了後、願いが書かれた短冊は「増上寺」に奉納される予定だ。
6日(土)~7日(日)は、19時~22時の間、正面玄関前でLEDキャンドルの「天の川」の展示を行う「TOKYO TOWER 和紙LEDキャンドルナイト」も鑑賞できるので必見。心地よい夜風を感じながら非日常のひとときを満喫してみては。
※1日〜7日/9時〜22時30分/「東京タワー」/料金は1,200円、高校生1,000円、小・中学生700円、4歳以上500円、3歳以下
東京大神宮 七夕祈願祭
2024年7月7日(日)、縁結びの神社として知られる「東京大神宮」では、心願成就と除災招福を祈願する祭典「七夕祈願祭」が開催される。参列には、オンラインでの事前予約が必要になる。申し込みは 5 日(金)までだが、期間内でも定員に達し次第、締め切りとなるので注意してほしい。
「七夕祈願祭」に参列する以外にも、境内に用意された短冊(初穂料300円)に願いごとを書き込んで納めることができる。納められた短冊は、神職と巫女(みこ)の手によって笹竹に結び付けられ、1日(月)から 7(日)まで回廊に飾られる。夜にはライトアップされるので、幻想的な雰囲気を堪能しよう。
さらに、同期間中は七夕期間限定「幸せ星まもり」(初穂料1000円、数量限定)の授与も行われているので必見だ。
※7日/祭典は15時30分〜20時30分(30分間隔で開催)/「東京大神宮」/初穂料は2500・3500・5000円/予約状況により当日枠を用意する場合あり
夢と踊る七夕ゆかた祭り
江戸時代からの伝統が息づく街、日本橋。そんなエリアでにぎわう「コレド室町テラス」 で「夢」と「踊り」をテーマにした「七夕ゆかた祭り」が2024年7月7日(日)に開催される。
盆踊りや縁日屋台のほか、「みんなのお願いごとを、流れ星に」では短冊に願いごとを書き、人工衛星で宇宙に届けるプロジェクトも実施。都会で夏祭り気分を満喫するのにぴったりのイベントとなりそうだ。
それぞれのスケジュールは公式ウェブサイトで確認してほしい。江戸の街に根付く和の文化を、一日を通して満喫しよう。
※7日/11時~19時30分/「コレド室町テラス」 大屋根広場/入場は無料
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