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2023年6月20日、待望の「世界のベストレストラン50」の2023年版が発表。活気あるフードシーンを誇る東京からも、3軒のミシュラン星付きレストランがランクインした。
今年のランキングで1位になったのは、ペルーのリマにあるレストラン「Central」。興味深いことに、同店は東京との結びつきが強い。シェフのヴィルヒリオ・マルティネスは2022年、東京に姉妹店「マス(MAZ)」をオープンし、ペルー料理と日本料理の芸術性を見事に融合させて、話題になった。
東京からランクインしたのは、まず21位に「傳」。外苑前にあるこのモダンな日本料理店は、懐石料理の斬新な解釈で知られている。
2022年の30位から27位にランクアップしたのは、外苑前にある「フロリレージュ(Florilège)」だ。日仏フュージョン料理の人気店だが、移転とリニューアルのため、約1年後に営業を一時休業することを発表。現在の場所での最終営業日は2024年7月20日(土)を予定している。
この休業は「料理界の大きな転換点になるかもしれない」と、オーナーシェフの川手寛康がリニューアル後にどのような料理を提供するのか、世界中のファンが期待している。その前に、2024年のランキングでさらに上位に入ることもあり得るだろう。
第37位に入ったのは、フォーシーズンズホテル丸の内に入るフランス料理店「セザン(SÉZANNE)」。この店も、東京の料理が世界的に有名であることの証しの一つといえる。
世界のベストレストラン50では、上位50店に加え、さらに50の店を追加リストとして発表。日本からは以下のように、東京の2店、大阪の1店ランクインした。
51位 ナリサワ(東京)
60位 ラ・シーム (大阪)
83位 茶禅華(東京)
世界のベストレストラン50は、1000人を超える審査員の投票により選出された。ランキングの詳細は、公式ウェブサイトで確認してほしい。
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