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2022年、世界で最も優れた都市の一つに選ばれた東京だが、外国人にとって住みやすい場所とは言えないかもしれない。海外駐在員のグローバルネットワーク、InterNationsが毎年実施している「Expat City Ranking」によると、東京は世界50都市中42位だったのだ。
世界の主要50都市を分析したExpat Insiderの調査には、1万1000人以上が参加。海外駐在員の生活に関する5つの主要分野(生活の質、移住のしやすさ、海外勤務、経済面、駐在員の必需品)に焦点を当てている。
一方、ベスト3都市は1位がバレンシア、2位がドバイ、3位がメキシコシティであった。東京はローマ(41位)とバンクーバー(43位)に挟まれ42位。最下位はヨハネスブルグ(50位)だ。
東京は「生活の質」に関しては16位にランクイン。また、健康と福祉、旅行、交通、レジャーの選択肢でも高いスコアを獲得している。東京の「住みやすさ」は39位で、「友人を作るのが難しい」「歓迎されない」という回答があった。
「海外勤務」について、東京は40位。海外勤務者は、仕事のやりがいやワークライフバランスを見つけるのに苦労しているようだ。「経済面」で東京は22位。これは生活費、経済的な満足度、所得の項目で評価されている。
最後に、東京は「駐在員の必需品」では45位にランクイン。報告書によると、キャッシュレス決済のオプションが十分ではないことが指摘されている。また、日本語を話さずに東京で生活するのは容易ではないという調査結果もあり、東京は言語部門でも50位となった。
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