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2024年4月19日(金)〜4月21日(日)の3日間、日本最大級のLGBTQ+を祝福する祭典「東京レインボープライド 2024」が「代々木公園 イベント広場」で開催。プライドパレード30周年を迎えるテーマは、「変わるまで、あきらめない」に決定した。
現在のプライドパレードの始まりとなった、1994年の「東京レズビアン・ゲイ・パレード」の参加者は約1100人だったと記録されている。2023年には約24万人まで規模が拡大。LGBTQ+当事者が自分らしく過ごせる社会が実現できるまで、諦めずに歩み続ける一人一人の気持ちが反映されているといえるだろう。
今年の東京レインボープライド初日は、「プライド30thスペシャルデイ」という名の下、性と生を祝福するショーやアライ(ally=仲間や同盟を語源とし、セクシュアルマイノリティー当事者を支援する人々を指す)企業によるブースが展開される。そして、最終日にはLGBTQ+コミュニティーをたたえてプライドパレードが行われる予定だ。
また、日本でのプライドパレード開催から30周年を記念した冊子「PRIDE 30th」を刊行すべく、クラウドファンディングを実施する。30年という歴史を振り返るとともに、エリアごとのパレードの歩みや、年代別の運営の変遷がまとめられた一冊となる予定だ。
人それぞれ、LGBTQ+コミュニティーを祝福する方法は異なる。東京レインボープライド開催を機に、今年は自分なりのアクションを探してみるのもいいかもしれない。
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