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東京パラリンピックが始まるに当たり、お台場のシンボルモニュメントが五輪からパラリンピックの「スリーアギトス」にバトンタッチした。ほかにも東京のいくつかの場所は、パラリンピック色へと様変わりしている。
ここでは、東京でパラリンピックを感じることができるスポットを7つ紹介しよう。さまざまな「スリーアギトス」のモニュメントがある場所や、オリンピックの開閉会式に出なかったことで逆にネット上では密かな人気を集めているミライトワとソメイティの像、カウントダウンクロックなど記念撮影には最適な場所ばかりだ。
なお訪れる際は、十分に感染対策をして行くようにしよう。
1. 東京都庁
新宿にある都庁舎は、『東京2020オリンピック・パラリンピック』思い出づくりには絶好の場所になっている。まず、第一本庁舎の2階には「スリーアギトス」のシンボルモニュメントが鎮座しているほか、子どもの背丈ほどあるミライトワとソメイティのマスコット像、日本チームのユニフォームを着たマネキンなどが展示されている。
ボランティアスタッフが常駐(シフトの関係上、一部いない時間帯もある)しているので、一人でも記念撮影できるのもうれしい。ミライトワとソメイティが組み込まれた大きな熊手も、見応えあるので忘れずに。
東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレムのピンバッジと、自分で組み立てる各マスコットの簡易サンバイザーも配布している。もし、マスコット像やモニュメントをコンプリートしたいなら第二本庁舎の1階にも展示してあるのでチェックしてみよう。
2.シンボルプロムナード公園
東京2020オリンピック・パラリンピックを代表するマスコットと記念撮影するなら、ここは外せないだろう。
東京ビッグサイトにある海外メディアなどが集まる国際放送センター(IBC)のすぐ近くにあるシンボルプロムナード公園マスコットガーデンには、全身を草とペチュニアの花で飾りつけられたミライトワとソメイティの像が大会開催前から並んでいる。夜にはライトアップも実施。夜の撮影に適したマスコット像は貴重なので見逃さずに。
3. お台場海浜公園
ここには、幅23.4メートル、高さ17.5メートルの巨大なシンボルが水上に設置されている。2021年8月11日までは五輪モニュメントが設置してあり、人気の撮影スポットになっていたが、20日に「スリーアギトス」のモニュメントに変わった。
アクアシティお台場や自由の女神像からは、レインボーブリッジと東京タワーを背景にした今だけの美しい景観を見ることができる。五輪と同じく夜になると、発光ダイオードでホワイトにライトアップされる。
4. 東京国際空港(羽田空港)
日本の空の玄関口、羽田、成田の両空港にはそれぞれ「スリーアギトス」のモニュメントが設置されている。羽田空港には、到着した選手や関係者を迎えるように、羽田空港国際線第三ターミナル到着口で観ることができる。
5.東京駅丸の内口
東京駅丸の内口には、東京2020大会のオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガの「カウントダウンクロック」が設置。両面式でオリンピックとパラリンピックの開会式までの残り時間を刻んでいる。
大会エンブレムと昇る朝日をモチーフにしたデザインを採用し、高さ約4メートル、幅約3.2メートル、重さ約3.5トンのデジタル式。オリンピック、パラリンピックがともに開会された後はカウントダウンの役目を終え、現在時間を知らせるデジタル式時計になる。
6.日比谷公園
日比谷公園の第一花壇の芝生には、全て植物でできた天然色の「スリーアギトス」マークが観れる。花の種類は赤がビンカ、青がサルビア、緑がコキア。
オリンピック期間は同じように植物でできた五輪マークが植えられていたがパラリンピック開会に当たり、こちらも入れ替え設置された。心が和む美しいモニュメントだ。
7. パラリンピックギャラリー銀座
ソメイティとのツーショット写真が撮りたいなら、銀座美術館ビルの1階で期間限定で開館しているパラリンピックギャラリー銀座へ行ってみるといいだろう。東京都オリンピック・パラリンピック準備局が主催するパラスポーツやアスリートたちの魅力に迫る入場無料の展示スペースで、9月5日(日)までオープンしている。
写真やパラアスリートの大会への思いをインタビューしたドキュメント映像や競技用具を展示しているほか、ボッチャと車いすレース体験などが楽しめる。
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