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丸の内テラスの9階と10階を擁するレストラン、アッパーはモンブランの概念を覆す「東京モンブラン」というプロジェクトをスタートさせた。同企画は、旬の食材を用いながら型にはまらないシーズナブルモンブランを提供するというものだ。
第1弾として2021年7月20日から提供されているのは、夏をテーマにした『パッションフルーツとバジルのモンブラン』。甘酸っぱいパッションフルーツのメレンゲやマンゴーの果肉、絶妙なアクセントを担うバジルクリームなどがギュッと詰まったモンブランで、初夏を表現して作られた。
霧をモチーフにしたクローシュで覆われた黄色いモンブランは、なんとも言えない愛らしさだがこれだけではない。食べ進めていくとホワイトチョコレートの球体が出現するのだ。『パッションフルーツとバジルのモンブラン』を2倍楽しめる役割を担った球体に潜んでいるのは、ショウガが隠し味のパッションフルーツのピューレ。薄いチョコレートを割るとしっかりとした酸味のピューレが流れでてきて、また違ったモンブランに出合うことができる。
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納得のいくまで写真や動画を撮りたい気持ちは分かるが、繊細なモンブランは温度の変化などですぐに崩れてしまう。事前にイメージトレーニングをして、サクッと撮影をするのがおすすめだ。
モンブランをゆったりと味わいたい人は『ペアリングセット』(3,000円)をチョイスしよう。単品(2,000円)でも注文可能だが、このセットではモンブランとペアリングした一杯、そして食後のドリンク(コーヒーやハーブティーなど8種類から選択可能)を一緒に楽しむことができるのだ。ペアリングドリンクは、ワインと同じ手法で作られたノンアルコールのロゼワインなど、こだわりの一杯が用意されており、スタッフがその時期のいちおしが提案してくれる。
『パッションフルーツとバジルのモンブラン』は、9月末までの提供を予定。10月初旬からは、秋らしさが感じられる第2弾も登場予定だ。2021年8月31日(火)まで、アッパーは金〜日曜のみの営業。訪ねる際は注意してほしい。
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