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訪日観光客への入国制限が大幅緩和され、はや2週間、東京にはコロナ禍以前のように、さまざまな国籍の人々が集まりつつある。そうした動きに先駆け、在日台湾人に向けて東京の魅力を発信してきたInstagramアカウント「東京小日子(Tokyo Little Days)」が、2022年9月に開設1周年を迎えた。
それを記念して、10月23日に恵比寿の「タイムアウトカフェ&ダイナー」で初のリアルイベントを開催。会場には東京在住の台湾人を中心に、台湾からの日本旅行者や子連れのゲストなど多様な顔ぶれの50人ほどが集い、にぎわいを見せた。イベント中の言語は全て中国語で行われ、参加者同士は軽食をつまみながら自然と近くの席の人と親交を深めるなど、アットホームな雰囲気で進んだ。
イベントは、同アカウントを運営するヘスターと、台湾で雑誌の編集者として活躍していたフリーランスライター・明太子とのトークセッションが実施されたほか、新宿の小田急サザンタワーホテル内にあるスイーツショップ「山海豆花」の豆花も用意。「食べれば笑顔になる」という豆花は、人だかりができる盛況ぶりだった。
オープンニングにはシークレットゲストとして、日本や東京の旅行やグルメ情報を発信しているYouTubeチャンネル「東京走著瞧(TOKYO GOGO LOOK)」のBobが登場した。
「ヘスター feat. 明太子小姐」のトークショーでは、明太子の来日のきっかけとなったイギリスでのラブロマンスと日本行きの一大決心といったパーソナルな事柄から、日本での忘れられない経験、出産と育児におけるカルチャーショックなど、日本で過ごした11年間のエキサイティングな経験を語った。
最後に、参加者が日本国内旅行についてどのように感じているかのアンケート調査も実施。実に62%の人が「Tokyo little days」を参考にして出かけたことがあると答えた。また、日本の魅力についての質問には、食と清潔さだと回答した人が多かった。
タイムアウト東京では、へスターが台湾人ならではの視点でコメントをしている「東京、リアル台湾を味わう店13選」や「東京で楽しむリアル台北旅行」など、東京で盛り上がりを見せる台湾カルチャーを紹介した記事を数多く紹介している。これを機にぜひ読んでみてほしい。
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