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高さ150メートルの東京大壁画、横尾忠則と美美の親子競作を発表

丸ビル、新丸ビルのガラス壁面でオリンピック・パラリンピック期間中に展示

テキスト:
Genya Aoki
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Photo: Tokyo Tokyo Festival
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2021年4月23日に、丸の内に世界最大級のウォールアートを展示する企画、『東京大壁画』の開催が発表された。

このプログラムは、東京オリンピック・パラリンピック2020の期間に、東京駅の正面に立つ丸の内ビルディングと新丸の内ビルディングの巨大なガラスの壁面を彩る世界最大級の壁画アート作品だ。

同企画は、東京都と東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が主催するオリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げる芸術、文化の祭典『Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13』の一環。『Tokyo Tokyo FESTIVAL』の中核を彩る事業としてドリル社が企画した。

2つのビルの壁面を一対のキャンバスに見立て、高さ約150メートル、横幅約35メートルの巨大壁画アート2作品を展示する。総面積7000平方メートル以上となるアートの壁面展示は国内はもとより、国外でも過去に例がない。

東京大壁画
東京大壁画

作品を手がけるのは、1964年東京オリンピックのデザインチームとしても活躍し、日本の美術界をけん引してきた世界的アーティスト横尾忠則と、その娘でありデザイナー、アーティストとして注目を集める横尾美美。今作が親子での初めての大規模競作となる。2人が同一のコンセプトでそれぞれのアート作品を制作し、横尾忠則の作品が新丸の内ビルディング、美美の作品が丸の内ビルディングに展示される。

オリンピックの期間に、東京の中心地で、アートの街としても知られる丸の内ならではの文化的モニュメントになる予定だ。展示期間はオリンピック開催直前の2021年7月17日(土)から、パラリンピック閉会式の9月5日(日)までの50日間。街のシンボルとして親しまれてきた丸ビルと新丸ビルがこの夏、巨大なキャンバスに変貌する姿を目撃しよう。

『東京大壁画』の詳細情報はこちら


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