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全29作品の野外ビジョン上映会も、国内最大の「東京国際映画祭」が開幕

10月23日~11月1日、日比谷や銀座など4エリアが映画であふれる10日間

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Runa Akahoshi
東京国際映画祭
画像提供:東京国際映画祭「華麗なるギャツビー」©2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
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2023年10月23日(月)~11月1日(水)、世界で話題の作品を紹介する日本最大の国際映画祭「東京国際映画祭」が開催。今年で36回目となる今回は、ワールドプレミア上映や日本未公開の外国映画などの多彩な作品の上映を、日比谷、有楽町、丸の内、銀座の4エリア17会場で行う。

東京国際映画祭
画像提供:東京国際映画祭

作品は、世界各国・地域の応募作品の中から厳正な審査を通過した「コンペティション部門」や日本公開前の最新作を揃えた「ガラ・セレクション部門」、海外に紹介されるべき日本映画を選考した「Nippon Cinema Now部門」など、主要9部門によって構成。「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する」というミッションのもと、国内外の魅力的な作品を上映する。

東京国際映画祭
画像提供:東京国際映画祭「スーパーマン」©1978, 2001. © 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved

「日比谷ステップ広場」の大型ビジョンでは、「屋外上映会」が開催。ワーナー・ブラザースの創立100周年を記念し、同社の名作をメインに全29本の作品を連日公開。新作を含む、さまざまなジャンルの映画をラインアップする。

東京国際映画祭
画像提供:東京国際映画祭「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」© NEUE ROAD MOVIES GmbH,photograph by Donata Wenders

「丸ビルホール」では、上映とゲストトークを展開する企画「丸の内映画祭」 が初開催。豪華なゲストたちにフォーカスし、深く作品を紹介する「特集」と、日本の映画監督が独自の視点から映画の楽しみ方を広げる「日本映画企画」という2本柱で構成される。

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画像提供:東京国際映画祭「ちひろさん」©2023 Asmik Ace, Inc. ©安田弘之(秋田書店)2014

記念すべき第1回は、ヴィム・ヴェンダース監督を特集し、「東京画」「夢の涯てまでも」「リスボン物語」「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」の4本を上映。日本映画監督では、今泉力哉が創作秘話を告白するプログラムなどが実現。「ちひろさん」「ハッシュ!」「裸足で鳴らしてみせろ」の、国内外から高い評価を受けている3作品を上映する。また、各日で上映作品にまつわるレクチャーやトークショーも実施予定だ。

そのほか、国際映画祭ならではの多彩な催しがめじろ押し。詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。東京の街が映画に染まる同イベントで、心揺さぶられる作品と出合おう。

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