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上空から銀座を見下ろす、2キロメートルにわたる空中庭園建設計画が浮上

現在は立案段階、早くても2030年以降実現の見通し

Kaila Imada
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Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
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東京には多くの公園やルーフトップガーデンがあるが、銀座のような人口密度の高い地域ではもう少し自然に触れたくなってしまうかもしれない。そのようななか、東京都は銀座にニューヨークのハイラインパークやパリのプロムナード・プランテのような緑あふれる空中遊歩道を、東京スカイコリドール(Tokyo Sky Corridor)として建設する案をまとめた。

この計画が実現すれば、この遊歩道は、銀座を取り囲む東京高速道路(KK線)に沿って約2キロメートルにわたって建設されることになる。現在はまだ計画立案と意見を募集している段階で多くの情報は発表されていないが、東京都はそのイメージ図を公表している。

残念ながら、東京高速道路は現在も現役で使用されているため、2030年代までは建設に着手される見込みはない。空中遊歩道として道路となっている中空のスペースを利用するには、まずは日本橋川を覆っている首都高速道路の日本橋区間地下化が実現しなくてはならず、そのための地下トンネルは2035年までに開通を予定されている。

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