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東京、9月に開催される祭り4選

浅草サンバカーニバルから桜新町の大迫力「ねぶたまつり」まで

テキスト:
Tomomi Nakamura
Writer
アークヒルズ 秋祭り
画像提供:森ビル
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2024年も9月を迎え、夏はすっかり終わりを迎えたが、秋の収穫を神に感謝し翌年の豊作を祈願する「秋祭り」の季節がやってきた。ここでは東京で足を運んでおきたい、魅力的なまつりを厳選して紹介する。

浅草サンバカーニバル 

浅草サンバカーニバル
画像提供:浅草サンバカーニバル

下町を代表する祭りの一つ「浅草サンバカーニバル」が、今年も開催される。当日は、馬道通りから雷門通りまでを、華やかな衣装を身に着けたダンサーや巨大な山車などがパレードする。

同イベントは、浅草の新しいイメージを作りたいと、ブラジルの「サンバカーニバル」を浅草の祭りに取り入れたことからスタートした。

現在では全国各地のサンバチームが参加し、約50万人もの観衆を魅了する一大イベントとなっている。下町浅草で、本場・ブラジルに勝るとも劣らない、熱いサンバのリズムを感じてみては。

※9月15日/12〜17時/浅草 馬道通り~ 雷門通り/入場は無料

 

アークヒルズ 秋祭り

 アークヒルズ 秋祭り
画像提供:森ビル株式会社

地元民と協力しながら開催されてきた祭りが、「赤坂 氷川神社」と連携し、さらにパワーアップして開催される。今年は宮みこし・山車が「アークヒルズ」に乗り入れる姿を鑑賞できるほか、約150人の担ぎ手が周辺の街を練り歩く。

さらに、「アーク・カラヤン広場」に出現するやぐらをメインにさまざまな盆踊り、ミュージック&パフォーマンスのプログラムも展開。多彩なコンテンツを楽しめる。

小腹がすいたら、施設のレストラン12店舗のグルメ屋台で腹ごしらえするのがおすすめだ。多様なメニューを用意している。

※9月13〜15日/13日11~20時、14日10~20時、15日10~19時アークヒルズ/入場は無料

金王八幡宮 例大祭

金王八幡宮大祭
画像提供:渋谷ミライプロジェクト実行委員会

みこしが街を練り歩く、渋谷で最大の祭り。青山と渋谷の祭礼で、五穀豊穣(ほうじょう)や街の繁栄、氏子崇敬者の無病息災を祈願して、数百年以上続いてきた伝統的な行事だ。

日曜日の14時ごろになると、渋谷地区では「渋谷(SHIBUYA)109」前で、青山地区では青山通りで「神輿連合渡御」が開催される。イベントは最高潮の盛り上がりを見せる。

神社境内には屋台が軒を連ね、神楽殿ではさまざまな催し物が行われる。国際都市の渋谷らしく、あらゆる国や地域から人が訪れる祭りだ。

9月14~15日/11時~20時/金王八幡宮/参加は無料

 

桜新町ねぶたまつり

桜新町ねぶたまつり
画像提供:桜新町商店街振興組合

東北三大祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されている「青森ねぶた祭」。2004年に桜新町商店街の50周年を記念して、そんな伝統的な祭りを青森から誘致したことから始まったのが「桜新町ねぶたまつり」である。

「サザエさんの街」として知られる桜新町では、サザエさん通りと駅前通りが歩行者天国となり、大迫力の祭りを楽しみに毎年数万人の人が集まる。

本格的な「ねぶた」や「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を上げながら太鼓や三味などの音に合わせて踊り跳ねる跳人(はねと)を、東京にいながら鑑賞しよう。公式ウェブサイトでは跳人の衣装の貸し出しも行っているので、レンタルし、一緒に中に入って踊るのもおすすめだ。

※9月21日/15~21時/サザエさん通り、桜新町駅前通り/入場は無料

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