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ファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン(以下、TCS)」が、2024年3月14日(木)から24日(日)まで開催される。2020年にスタートしたTCSは、東京を世界一の「クリエーティブシティ」にすることをビジョンに、地域や民間企業が連携し、ファッション、 アート、音楽などの文化を発信するプロジェクト。ライゾマティクス・アーキテクチャーの設立で知られる齋藤精一が、統括クリエーティブディレクターを務める。
期間中は、丸の内や渋谷、原宿、六本木など東京を代表する10のエリアで、さまざまなイベントが同時展開。2024年度は、100を超えるコンテンツが集結し、100人以上のアーティストが参加する。
丸の内エリアの「丸の内ビルディング」では、全国から回収された古着に人気クリエーターがイラストをプリントするワークショップ「NEW VINTAGE WORKSHOP」が開催。有楽町エリアでは「阪急メンズ東京」と「ルミネ有楽町」が初参加し、ソウル、台北のクリエイターブランドが集まった共創イベントが行われる。
原宿では「MIKIOSAKABE」のデザイナー、坂部三樹郎が主催するファッションスクール「me」の学生たちによる合同ファッションショーを実施。次世代デザイナーたちが、ジョイントショー形式で新作コレクションを発表する。
そのほか、24日(日)には赤坂で、世界的バレエダンサー熊川哲也が率いる「K-BALLET TOKYO」と気鋭のドレスデザイナー・TOMO KOIZUMIがコラボレーションし、作品を初披露するイベント「La Fête」が開催。渋谷駅周辺では「SHIBUYA FASHION WEEK」が同時開催されており、大型商業施設と連携しながら、個性あふれるコンテンツを展開する。
期間中の東京は、桜の季節。東京の街を回遊しながら、ファッションとデザインにインスピレーションを受けてほしい。
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