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タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、3月に行くべき国際フェスティバル4選
春の訪れと共に、文化が交差する特別な空間に繰り出そう。「伊勢丹新宿店」で開催中の今の英国を体感できる「英国展」や、代々木公園でラテンの熱いグルーヴを感じられる「サルサストリート」など、3月に訪れるべき注目の国際フェスティバルを紹介する。
世界中の情熱が集まるイベントで、新たなインスピレーションを得てみては。

英国展
スイーツ・文化を通じて今の英国を体感できるイベント「英国展」が、今年も開催。「伊勢丹新宿店」本館6階の催物会場内に、イギリスを代表する紅茶やスイーツ菓子が勢揃いする。
中でも注目は、その場で焼き上げた本場のスコーン。「天才パン少年」と呼ばれる人気ベーカリーのヘッドベーカー、ライアン・スメドレー(Ryan Smedley)が来日し、本場の「コーニッシュ・スコーン」を提供する。さらに、人気スコーン店「パーラーメイド カフェ アンド スコーン ハウス(Parlormade CAFÉ & SCONE HOUSE)」が初出店。現地の味を再現する。
会場には、本格的な英国パブが出現。全英ナンバーワンに輝いたフィッシュ&チップスやフィッシュバーガー、ミートパイなどの英国グルメが楽しめる、「ISEPUB(イセパブ)」という人気企画だ。料理と相性抜群の、ブリティッシュビアやサイダーが味わえるほか、銀座の名店「数寄屋橋サンボア」などの名店から人気バーテンダーが日替わりで登場し、こだわりのカクテルを提供する。
イギリスの紅茶文化も、ディープに堪能できる。アフタヌーンティーセットや、紅茶とのペアリングが楽しめるスイーツのほか、英国王室御用達の「ダーヴィルス・オブ・ウィンザー」に砂糖菓子を溶かしながら飲むミルクティーなどの多彩な紅茶メニューも味わえる。
そのほか、「バーレイ」や「エマ ボール」をはじめとする食器、英国の今を感じるアートやファッションなどの雑貨類を見て廻るのも英国展の楽しみの一つだ。ぜひ現地でお気に入りに見つけてほしい。
特設オンラインサイトもオープンしているので、併せてチェックしてみよう。
※3月4日まで 10〜20時(3月4日は18時まで)/伊勢丹新宿店/入場は無料

サルサストリート
「サルサ」をテーマに、ラテンアメリカやカリブ諸国の食・音楽・ダンスが楽しめるフェスティバルが開催。フードブースに全29店が出店し、タコスやキューバサンド、ペルーのロモサルタード、アルゼンチンのチョリパン、スペインのパエリアなど、多彩なラテン料理が味わえる。
ステージでは、サルサやメレンゲ、バチャータといったラテン音楽のライブやダンスパフォーマンスが行われる。各日のフィナーレには日本のラテン業界をリードするDJ「ラテンサムライ」が登場。会場全体をラテンの熱気で包み込む。初心者向けのダンスワークショップもあるので、ダンスに自信がなくても安心だ。
そのほか、メキシコやグアテマラのカラフルな雑貨を販売する、クラフトマーケットも開催。スペイン語やポルトガル語が飛び交う国際色豊かな空間で、陽気な異文化体験を楽しんでほしい。
※3月15〜16日 10〜19時/代々木公園/入場は無料

フランコフォニーのお祭り
フランス語を話す国や地域(フランコフォニー)の文化を祝うイベントが、フランスの文化センター「アンスティチュ フランセ東京」で開催。フランコフォニー諸国の飲食ブースをはじめ、フランス語無料体験レッスン、映画、パフォーマンス、ライブが楽しめる。
センター内にあるレストラン「ロワゾー ドゥ フランス(Loiseau DE France)」では、フランコフォニー諸国の郷土料理を提供。店内のステージではフランス語圏の音楽のDJセット、モロッコの伝統的なグナワのリズムと日本文化の影響を融合させたユニークなライブセッションや、コンゴの伝統音楽にキューバのソンや欧米の音楽が融合して生まれたダンスミュージック「スークース」などが演奏される。
そのほか、スイスで日本文化に深く魅了された青年の日本への旅物語を描いた映画『ジョハン、炎のダイアローグ』の上映や、日本語とフランス語、ギリシャ語を交えたインタラクティブな言葉遊びのワークショップなども行われる。
フランス語を通じた、多様な文化の交流を楽しんでほしい。
※3月16日 11〜20時/入場は無料

セントパトリックスデーパレード東京
3月17日は「セントパトリックスデー」。5世紀にアイルランドでキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日で、アイルランド共和国における重要な祝日の一つだ。日本でも「セントパトリックスデーパレード東京」が開催され、毎年1000人もの人々が表参道に集まり大規模なパレードを展開している。
30回目となる2025年のパレードは、3月16日(日)に開催。今年もマーチングバンドやダンサー、ミュージシャンなどが参加し、緑色の衣装に身を包んだ参加者たちが表参道を華やかに練り歩く。
ゲストとしてアイルランド政府から、子ども・平等・障がい・統合・青少年省のヒルデガード・ノクトン(Hildegarde Naughton)大臣が来日予定。アイルランドと日本の、強い結びつきを再確認する機会となる。
緑のコーディネートで表参道に駆けつけて、アイルランドのナショナルデーを祝おう。
※3月16日 13時〜/表参道/参加は無料
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