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イベント盛りの今週末。2024年10月14日(月)のスポーツの日を加えた3連休は、国際フェスティバルも東京や横浜で開催される。
横浜では恒例の「ワールドフェスタ」、神宮では19年ぶりとなる「オクトーバーフェスト」が行われ、代官山では普段ふれる機会のない「セルビアフェア」が行われる。秋日和の中、異国気分を気軽に楽しんでみては。
ワールドフェスタ・ヨコハマ
2024年で30周年を迎える横浜の秋の風物詩。「山下公園」の「おまつり広場」で世界の飲食・物販14カ国52店舗が出店する。お馴染みのタイ料理やトルコ・ケバブだけでなく、パキスタンのカレーや西アフリカのガーナ料理、チェコのワインにエクアドルの手編みの帽子など、国際色豊かなグルメや雑貨が楽しめる。
ステージはメインとサブの会場があり、朝から夜までアーティストやチームのショーがめじろ押し。元「超新星」のユン・ソンモ(Youn SungMo)のライブを筆頭に、ケニアの伝統弦楽器「ニャティティ」の世界初の女性奏者・アニャンゴ(Anyango)、セネガル出身のパーカッショニストであるラティール・シー(Latyr Sy)の演奏のほか、タヒチダンスやトルコ舞踊、アゼルバイジャン舞踊など、世界の民族音楽や舞踊を鑑賞できる。
また同イベントに合わせ、10月12日(土)の11時から16時までは、「山下公園通り」が歩行者天国になる。ステージ出演者のミニライブが行われたり、ランウェイが登場して横浜ファッションデザイン専門学校によるファッションショーも開催されたりするので、こちらも見逃せない。
「横浜赤レンガ倉庫」でも、横浜オクトーバーフェストが行われていて、横浜で一日中遊べそうだ。
※12日 10〜20時、13日 10〜18時/山下公園/入場は無料
セルビアフェア
東欧・バルカン半島の国、セルビアを紹介するフェアが代官山で開催される。あまり耳馴染みのない国だが、首都ベオグラードの名は聞いたことがあるだろう。蚊取り線香の原材料である除虫菊の原産地であり、KINCHOと深いつながりを持つ国だったりもする。旧ユーゴスラビアを構成していた一国で、2006年にセルビア共和国となった。
ビザンティン帝国領、オスマン帝国領だった歴史や、北はハンガリー、東にルーマニア、ブルガリアと接する地理的な要因から、さまざま国の文化の影響を受けてきた。とりわけ食は各国の文化が結晶し、美食の国として知られている。フェアでも、スパイスの効いたひき肉料理「チェバプチチ」、セルビアの名産品パプリカをペーストにした「アイヴァル」などを試食できる。
また、セルビアの民族舞踊であり、世界無形文化遺産に登録されている「コロ」の実演が楽しみだ。素早い足さばきに注目して見てみよう。自分でも踊ってみたくなったなら、コロのワークショップもある。
セルビアをはじめバルカン諸国は見どころも多く、次なる旅行先として注目されている。一足先にセルビアの魅力を知る格好の機会として、出かけてみては。
※13日 11~19時/代官山ヒルサイドテラス/入場は無料
オクトーバーフェスト in 神宮外苑
ドイツ・ミュンヘンで毎年秋に開催される最大級のビールのイベント「オクトーバーフェスト」が「神宮外苑」で開催される。東京では2002年から開催されているが、神宮外苑での開催は実に19年ぶり。今季は東京3会場で合計49日間行われ、ビール好きには見逃せない一大イベントとなる。
例年「レーベンブロイ」をはじめ、さまざまなドイツビールがラインアップする同イベント。中でも、同イベントのために特別に醸造されたビール「オクトーバーフェストビア」は見逃せない。数量限定なので、ぜひ味わってみたい。
ダンベル型や巨大な3リットルのジョッキなど、さまざまなグラスやジョッキで飲めるのもうれしい。ソーセージやドイツのパン職人が作るブレッツェルをはじめ、本場のフードとともに楽しみたい。本場ドイツのオクトーバーフェスト気分をもっと感じたいなら、伝統衣装レダーホーゼとディアンドルの無料貸し出しもある。
さらに、ドイツのオクトーバーフェスト公式バンド「DIE KIRHICHDORFER®」のパフォーマンスに加え、ハロウィンにちなんだ限定メニューや装飾もチェックしてほしい。
※11日~31日 11時〜21時30分(初日の10月11日のみ16時~21時30分)/最終入場は閉場の1時間前まで、L.O.は閉場の30分前まで/明治神宮外苑/料金は1,000円(リユースカップ付き)、小学生以下無料
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