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「タイムアウトマーケット大阪」最終ラインアップを発表、異なる2つのバーが登場

京都の老舗甘味処の大阪初出店やバーのコンセプト、アートコンテンツも

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Time Out Tokyo Editors
Time Out Market Osaka
画像提供:タイムアウトマーケット大阪 | タイムアウトマーケット大阪 イメージ画像
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大阪の「最高」を一つ屋根の下に集めた新しいフード&カルチャーマーケット「タイムアウトマーケット大阪(Time Out Market Osaka)」のオープンが間近に迫っている。

2025年3月21日(金)、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」の南館にアジア初進出する同マーケットでは、関西最高峰の食と文化を存分に堪能できる。総面積約3000平方メートルを超える広大な空間に、関西を代表するシェフやレストランが多数参加する17のキッチンと2つのバーを配置する。

大阪で初めて、焼き鳥によるミシュラン一つ星を獲得した「あやむ屋」の新業態をはじめ、うどんの名店「情熱うどん讃州」の復活、関西を代表するパティスリーのトリプルコラボレーションといった見逃せない出店者たちを第1報2報で紹介してきた。この度、最終ラインアップとなる第3弾を発表しよう。

タイムアウト・バー

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画像提供:タイムアウトマーケット大阪タイムアウトマーケット大阪 イメージ画像

タイムアウトマーケット大阪に新たに誕生する2つの「タイムアウト・バー(Time Out Bar)」では、バーごとに酒のジャンルを分けて展開。幅広い種類のドラフトビールやグラスワイン、大阪や兵庫、京都など近畿地方を中心にセレクトした日本酒、そして海外からの評価も高いジャパニーズウイスキーを豊富に取り揃える。大阪をテーマにしたシグネチャーカクテルやモクテル、スムージーも見逃せない。

#肉といえば松田

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画像提供:タイムアウトマーケット大阪大将の増田真志

奈良で話題沸騰の和牛専門の肉割烹「#肉といえば松田(#NIKUTOIEBA MATSUDA)」が、新しい肉料理のスタイルで魅了する。奈良本店では、「生・煮・焼・揚・蒸という「和食の五法」を用いたコース料理で提供するが、同店では、独自の世界観を表現するクオリティーはそのままに、アラカルトで楽しめる。

Time Out Market Osaka
画像提供:タイムアウトマーケット大阪

神戸ビーフや奈良産の大和牛など黒毛和牛を厳選して使用した肉寿司をはじめ、すき焼きやステーキ、「和牛ヘレカツサンド」などを、贅沢かつカジュアルに堪能しよう。

韓国食堂 入ル

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画像提供:タイムアウトマーケット大阪

女性初の韓国調理技能士1級免許取得で有名な鶴橋「韓味一」の女将の味を受け継いだ、サムゲタン(蔘鶏湯)専門店「韓国食堂 入ル(kankokushokudo iru)」。同マーケットでは、女将・朴三淳(パク・サムスン)が考案した「韓味一の蔘鶏湯®」をアラカルトでカジュアルに提供する。

メインのサムゲタンを待ちながら、女将直伝のキムチやチヂミといった一品料理を、酒とともに楽しむのもいいだろう。

メルコーヒーロースターズ

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画像提供:タイムアウトマーケット大阪

大阪・新町にある、行列ができるスペシャルティコーヒー専門店「メルコーヒーロースターズ(Mel Coffee Roasters)」が、タイムアウトマーケット大阪に進出。季節や湿度に合わせて焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を、バリスタが丁寧に調整したレシピでドリップする。

ケニア、エチオピアといった国々から好みで選べるドリップコーヒーや、フローラルな香りが特徴的な「ゲイシャ」のシングルオリジンを使用したカフェラテなど、ユニークなメニューも用意する。

焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆も販売しているので、手土産選びにも最適だ。

ぎおん徳屋

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画像提供:タイムアウトマーケット大阪店主の山内

お茶屋や料亭が軒を連ねる、京都・祇園の花見小路にある甘味処「ぎおん徳屋(GION TOKUYA)」が大阪に初出店を果たす。「何よりも大切にしているのは、素材の質です」と語るのは店主の山内正悟だ。

Time Out Market Osaka
画像提供:タイムアウトマーケット大阪

タイムアウトマーケット大阪で提供するのは、特上の抹茶と自家製の粒あんを用いた「特上抹茶の宇治金時」をはじめとした京都ならではのかき氷。本わらび粉と和三盆で練り上げる名物の「本わらび餅」も数量限定で味わえる。素材にこだわり抜いた至福の甘味に舌鼓を打とう。

中尾舜による壁画を展示

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画像提供:タイムアウトマーケット大阪

豊かな食文化と同じく活気に満ちあふれた大阪のアートやカルチャー文化にも注目してほしい。DJやライブパフォーマンス、家族でも楽しめるアクティビティーやワークショップ、アート作品の展示など、フード以外のイベントも年間を通じて開催予定だ。

オープン時には、大阪を拠点に活躍するアーティスト・中尾舜(SHUN NAKAO)が手がける壮大な壁画を展示。中尾は、大阪芸術大学デザイン学科卒業後、イラストレーターを経て、アーティストとして活動。幼少期から1980年代のファッションや音楽に大きな影響を受けてきたという、彼の描く世界に注目だ。エネルギッシュな大阪を表現することを考え、飛び跳ねるような色と形を配置し、大阪の街をバックに窓の結露に子どもが落書き遊びをしたようなデザインで無邪気さや元気な街をビジュアル化したという。

このコラボレーションは、地元アーティストとのつながりを大切にする「タイムアウトマーケット」の理念を象徴している。今後も、食と文化の両面から大阪の「最高」の才能を紹介していく。ぜひチェックしてほしい。

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